それぞれの役割 | 前方Look Up!(F.C.Milleの千年構想)

前方Look Up!(F.C.Milleの千年構想)

「F.C.Mille」では幹事をやりつつ、DF四銃士のひとりとしてplayしてました。ここでは所属する地元のシニアチームの活動やFootballに関することを中心に、徒然なるままに書き綴ります。

 Footballというスポーツは、ルールもシンプルだし、目的や勝敗のつけ方さえシンプルだと思う。

 しかしながら、プレイヤーのポジションが明確な、野球が先に根付いてしまったからか、どうも日本では、フォーメーションがあたかも大切なモノのように語られることが多い。

 でも考えてみてほしい。一旦試合が始まれば、監督の指示の声はなかなかプレイヤーまで届かないし、ましてや戦術の変更などは不可能に近い。いきおいプレイヤー一人一人の、瞬間瞬間の判断が大切になるワケだ。

 現代社会、特に昨今の社会生活に於いては、この一瞬の判断力が求められている。例えば会社という組織の中で、今自分は何をすべきなのか、上司、部下、取引先やクライアントとの関係を常に頭に入れ、考え得る最善の行動をとる。時には部下はもちろん、上手に同僚や上司をも動かさなければならないときもあるだろう。

 当然、我がF.C.Milleのようなクラブチームも例外ではなく、メンバーとして何をすべきなのかを常に考えておかなければ、組織としてのまとまりなんて、望めなくなるんじゃないだろうか?

 それぞれ事情があることは承知しつつ、二日連続で行なわれたリーグ戦が、どちらも11人以下でしか戦えなかったことを、悔しく思う。

 仕事の合間を縫って参加したメンバーだけでなく、試合を成立させるという、登録チームとしての最低限の責任を果たすために参加してくれたメンバーには、心から感謝したい。

 もちろん、幹事として判断を誤ったことには、深く反省をしています。でもやっぱり、「何とかならなかったのかなァ」という気持ちは、正直言って心の片隅に残ったままだ…。