わが子よ、もしおまえの目の後ろに雨がふれば
明日の夜明けは、黒い夜明けだ。
もしお前の微笑みに陰があれば
太陽は、空の黒い実を結ぶだろう。
もしお前の背中が、恐怖に濡れているならば
煙はけっして、おまえについて行かないだろう。
もしおまえの歌が恨み節のたぐいなら
木立はお前に答えをよこすまい。
おまえは見ることができる、
わたしたちが矢のように折ってしまった夢を。
あるいはわたしたちが巡ったすべての道が
たくさんの悲しみに覆われているのを。
しかしもし大地がおまえの身内に生きていて
その根を自分の血で育てるならば
おまえは樹木のように高く伸び
月もおまえの勇気を讃えて、微笑むだろう。
「剣は人を斬る為の刀は何故あるのか」
「人には2種類あるそうです」
「剣を手にして強くなる人間と弱くなる人間」

「誰もがその両方では」
「刀は「ある」ものではなく人が作ったものです天が作ったものではなく…」

「ならば人より強くなろうとして人を斬る為に剣を作った。結果…
人は自ら強さを遠ざけたのでしょうか」

「強さから遠ざかった…そうだとしたら人は弱さを知る為に剣を作ったのかも知れませんね
その人を作ったのは天でしょうから」

「間違いはないと」

「弱さを経ていない強さはないでしょう」

人はみんな心の中に剣を持っていると思う
その形は色々だけど