A、Bに分かれる前の全体練習。
基礎的な練習を行う大切な時間。

大きな自分を作るのに必要な、強固で大きな基礎を築いて行くこの時期には欠かすことの出来ないトレーニング。

実際には、そこまで考えていない子供達^^;
この日は、マーカードリブル。

プレッシャーはなく、自分の感覚のみでやるわけですが、このメニューにとても大切な要素は、試合と同じスピードでやることです。

マーカーを上手くかわす練習をしても、実際の試合では、役にたちません。

トップスピードで、交わして行き、失敗し続けることで、やがてトップスピードで失敗しなくなります。

毎回のように言っていますが、やりません^^;

気づいてもらう為、ボール無し、ジグザグなしで、ドリブルコースを走ってもらい、次にジグザグ無しでボール有り、最後にジグザグ。

スピードが遅くなった段階で、すぐに、またボール無し。

何度か繰り返し、やっと気づき始めた子供たち。

ダラダラやっていた時は、おしゃべりしながら、
汗ひとつかいていません。

練習は練習の為にやるわけではなく、試合の為にやるのです。

ここまでやってもまだ気が付かない子は、心がここにいない、言わば0(ゼロ)の状態です。

残念ながら、0の子が数人^^;

サッカーに限らず、全てのことは、掛け算によって成長していきます。

0になにを掛けても0のまま。

最低でも1でないと成長して行くことは困難です。

試合に出れない、Aチームではない、などの理由で0なのかもしれません。

でも、それは単なる言い訳です。

今、現在の状態が、試合に出れない、どうせBだから、などは、全て自分がやって来たことの証。

「このくらいで、いいだろう」「明日から頑張ろう」などと、今までの自分が築き上げてきた自分です。


現状を変えるには、自分が変わらないと変えることは出来ません。

0とは…
1とは…
西の子供達には、宿題として、0とは何かを考えるように言いましたが、答えを言いに来たのは、
0ではない子3名。

練習をしながら、これを考えて、伝えに来た彼らは、おそらく2以上のものを持っています。

100教えたら、200。
1000教えたら2000と倍のことを吸収して行くでしょうね^ ^

0なら0


いつまでたっても0のまま…

サッカーの時だけでは、身に付きません。
普段から考える、気づける能力を伸ばす為に、
まずやって欲しいことは、できれば決まった時間に自分以外の家族の為に、何かお手伝いをしましょう。

玄関の靴を揃えるでもいい。
お風呂掃除でもいい。

時間を決めてやるのが、難しいなら、
例えば、買い物についていった時は、荷物を運ぶ。

御飯を食べたあと、食器を下げる、または洗う。

など、出来ることはたくさんあります。

普段の生活がいざという時に出ます。


重い買い物の荷物を持つことで、女性であるお母さんは、とても楽になります。

食器を洗ってあげると、その間に他の家事が出来ます。

このようなことに気付ける人になることが、
何かに成功する為には、とても大切です。


もし、これらが実践出来たら、コーチの言うことが理解出来るようになり、人の何倍も速くサッカーも上手くなれます。




これ本当だから、やってみて欲しい。






数ヶ月後、やってますよ!



っていう子がいたら…




メチャ嬉しいなぁ^ ^