富田西では今週スポーツテストが行われるため、練習ができませんでした
普段はゴールデンウィークには試合はなかったのですが、今年は参加できた為、
練習をお休みにしました。

今日は試合への取り組み方、私の考え方を少し書いていきたいと思います。
今まで、全日予選、等 「大きな大会は勝ちに行くので、出れないかも知れないよ」
と子供達に言ってきましたが、7年目になりますが、試合にきて出れなかった子は
いません。
これは私の思いもありますが、子供達自身が頑張って、サブの子達を試合に
出させてくれたことも大きいです。 今までの卒団員、現団員に感謝しています。

「試合に勝ちなさい。」 ではなく、「 相手より多くのチャンスを創ってみよう!
練習したこと、今できることを試そう!その結果がどうなるのか楽しみじゃん」
と言ってピッチに送り出したいと思っています。
試合は自分の足らないところを教えてくれる、 試し合いだと思います。
勝負にこだわり、勝ちたい気持ちが強いほど、見えなくなるものもあります。
何を頑張ればいいのか分からないようでは意味がないと思います。
結果バーンアウト(燃え尽きてサッカーしたくなくなる)してしまいます。

試合に勝つことだけが目的ではなく、結果として勝ち負けがつくだけなのです。
いろいろな危機管理能力を身につけ、勝負心を養い、目標に向かって
成長していくことが大切です。
しかしながら、勝利するということも重要な要素があり、育成と、勝負にこだわった試合
を上手く使分けながらやっていくことが重要だと考えます。
昨今、勝負させずに、みんな平等に優劣をつけない教育になっている気がしますが、
競わせることは悪いことではないと思います。すべて平等では良い選手、
優秀な人間はあまり育たないと思います。

サッカーでは「リスペクト」活動があります。相手がいることで、初めて貴重な経験を
得ることができます。感謝の気持ちを持って試合に臨むことで、個々の成長に大きく
影響してくると思います。敵ではなく、サッカーをしている仲間という意識をわすれず、
ご両親や周りの人たちにも常に感謝できる人になってくれればと思います。

すべてにおいてこのことを実践できるとは思いませんが、できる限りやっていけたらと
思います、しかしながら保護者の皆様のご理解ご協力なしでは、とても実践するのは
不可能です。子供達を良い方向へ導く為にも、ぜひお力をおかりしたいと思っています。

私は勝ち負けよりも、個人の成長を1番に考えています、それにより「西弱いね~」
といわれたら、威張って「コーチがしょぼいから」と答えてください。
もしも「西強くなったね!」といわれたら、「俺らがんばったからね!」と
言ってください、 君達が成長してくれたらそれ以外なにも望みませんから・・・
がんばろうな~!富田西のみんな!!