フランチャイズへの加盟でFC本部に騙されないために・・・ -8ページ目

フランチャイズへの加盟でFC本部に騙されないために・・・

FC本部に騙されフランチャイズ起業に失敗する人を減らす活動しています。
このブログを世直し運動のきっかけにしたいと思い、記事を書いていきます。

フランチャイズ加盟コンサルティングHP
http://fcconsul.client.jp/furanchaizu-consul.htm

皆さん、こんにちは。



最近、また移動販売についての問い合わせがありました。


その方は移動販売の収益性に疑問を持っていましたが、よくよく話を聞いて見ますと、有店舗との比較の仕方が正しくないことに気づきました。


その方は、新たな設備投資を短期間(3~5年)で返済する前提で損益分岐点を計算していましたが、返済完了後はその支出はなくなるので事業終了予定時(通常、60~65歳)までの期間で均すべきなのです。


有店舗の場合はテナント料を払い続けますが、移動販売の場合はローンの期間のみです。


どちらが収益性に優れるかは明白です。



※参考


-------->  以下、サンパウロ新聞より抜粋  <--------

 経営コンサルティングのデロイト(Deloitte)とブラジル・フランチャイジング協会(ABF)が実施した調査の結果、多くのフランチャイズチェーンにおいて、ショッピングモール等で営業するテナント店舗よりも路面店の方がより売り上げ、収益を上げていることが分かった。伯メディアが2014年10月31日付で伝えた。

 2014年8月から9月にかけて97のフランチャイジー(加盟店)を対象に実施された同調査では、全体の53%が最も売上高の多い店は路面店だと回答した。ショッピングモールのテナント店が最多だとしたのは29%で、残りの18%は「ガレリア」と呼ばれる商業施設や空港、スポーツジム、集合住宅内の店舗での売り上げが最も多いと答えた。また、収益性についての質問では63%が路面店の方が高いと回答、ショッピングモールのテナントの方がより収益が上がるとしたのは23%だった。

 ショッピングモールのテナントは路面店ではかからない管理費、共益費といったコストがかかる。さらに、小売店舗網の拡大を專門とする不動産会社、BG&Hリアル・エステート(BG&H Real Estate)のマルコス・ヒライ氏によると、ショッピングモールの賃料は平均して30%程度、路面店の賃料よりも高く、これらのことが収益性を阻害していると考えられる。今後2年以内に新設する店舗について、路面店を望んでいるのは回答者全体の53%に上り、ショッピングモールへの出店を考えているとしたのは33%だった。

-------->  以上、サンパウロ新聞より抜粋  <--------



以前、過去記事(2014/1/8付け) に移動販売のメリットについて触れたことがあります。


今回はブラジルのフランチャイズの話ですが、日本でもブラジルでも原理・原則は変わりません。