アルミの原料は何か知ってますか?
アルミはボーキサイトという原料から取り出してるのです
身近に結構はありますがどんなところに使われているか
一番目に付くのはビール・ジュース缶や、アルミサッシ、料理用品(アルミ箔やフライパン、鍋など)、
車のホイールなどが身近ですね
アルミは正確に言うとアルミニウムもしくはアルミニウム合金ということになります
アルミはボーキサイトというものから取り出してるのですが
熱で溶かして取り出すのではなく電気分解という工程を踏んでいるのです
(地球上で鉄の次に多い金属じゃなかったかな)
しかもかなりの電力を必要とし日本のように電力金額が高い国ではアルミを精錬させてもメリットが少ないので精錬は他国が多いようです(精錬したものを輸入)
しかしアルミはリサイクルがしやすく、しかもボーキサイトから精錬するより安く出来るため今は廃品回収などで出た材料を使ってまた製品化している。
アルミは比重が軽くしかも電気を通しやすいし熱伝導率も高いし、加工もしやすいため色んなところに使われてるのです
比重は鉄が7.87 銅が8.92に対しアルミは2.72)なのです(金については比重19.3)
つまり銅の3分の1の重さになります
このアルミはやわらかい金属なのですが、銅やモリブデンなどを混ぜる合金によっては硬く強くなるため
サッシや構造物にも結構使われるようになったわけです
鉄に比べアルミは軽く加工しやすい点で近代色んな製品が加工されるようになったわけです。
アルミはに鉄に比べ数倍のコストがかかるのに、になぜアルミが使われるようになったかというと
まず加工しやすい点、薄く作れる、軽い点、錆びにくい、リサイクルしやすいなどが上げられます
それだけじゃありません
輸送コストが大幅に軽減できるのです
つまり鉄の製品を同じ体積分運ぶとすると重さが約2.5倍ほどかかるのです
アルミ自体は高くなるのですが輸送コスト、加工費などを考えた場合軽くなった分同じ料金でたくさん運べるってことですね
電気を通しやすいので電線なども利用が可能です
銅の通電の70%ほど通します
同じ重さで電線を張ると容積は3倍になりますが重さは3分の1なので(銅
銅に比べ約2.1倍の電気を送れる様になる訳です(送電線なんかは使われているんじゃないかな)
いまやリサイクルの時代
アルミをはじめリサイクルに目覚めようじゃありませんか
豆知識
アルミはさびにくいというより表面に酸化皮膜というものが出来、そこから先は鉄の様にさびが進行しにくいのです。
加工方法でわざと酸化皮膜というものをアルミ表面に施したものをアルマイトといって製品化されています。
錆は鉄特有の言い回し方で銅などの錆びも(ろくしょう)酸化皮膜です。