FBサポート、飲食店舗プロデューサーの水谷 功です。
今日は、小さなお店のブランドについてお伝えします。
近頃、有名ホテルをはじめとした
食品業界の "メニュー誤表示" が
問題になっていますね。
(ナカニハ、ギソウモアルンジャナイカナ?)
あ、スミマセン…
ひとりごとです。
この問題は、単に大手企業の体質ということでは
片付けられません!
個人商店においても
きちんとご自分のお店のこととして捉えましょう!
なぜなら、
ブランドを大切に守り、育てることが
小規模店の経営基礎において
最も大切な要素だからです。
このメニュー誤表示問題によって
各社のブランドに傷がついたのは間違いありませんが、
現場への実際の影響とは何でしょうか?
例えば、外資系のRホテル。
ご存知の方も多いと思いますが、
このホテルは社員共通の理念を表す"クレド"で、大変有名です。
私はこの誤表示問題によって、本来崇高な価値観である、
ホテルのサービスに対する「信頼が損なわれた」
と思っています。
「あなたのサービスは、本当に私(客)のためを思って
やったことなの?リピーターになってもらいたいから、
自分たちの成績を上げるためにやってるんじゃない?」
と言われても仕方ありません。
真面目にお仕事をされているホテルマンには、
ホント気の毒な話かもしれない…
あ…言っておきますが、これはあくまでも想像の世界ですよ。
(フィクションです)
でも現場レベルでは、お客様からこのような意見を
言われることもあるのではないか?ということです。
お客様との信頼の絆が一度失われると、
サービスひとつとっても、満足に伝わらなくなるのです。
おもてなし行為そのものがどうか?という以前に
誰のためにサービスをするのか…
というそのホテルの
一番の売り(ブランド)が
まったく意味をなさなくなる
からです。
ブランドが一度傷ついてしまうと、
その影響は 大きいです。
これを挽回するには、また長い時間と
日々の企業努力の積み重ねが必要になります。
では、みなさんのお店に立ち返って
「自社ブランド」を考えてみましょう。
パン屋さんであれば、
原材料についてこだわりを持ってるお店も多いと思います。
天然酵母使用、国産の小麦を使っています、
無農薬野菜の入った◯◯パン…などなど
どこよりも素材に対するこだわりを強くもち、
真心を込めて商品を作っていれば、
代替食材を軽々しく充てることなどには
考えが及ばないかもしれません。
製造と販売が密接であればあるほど、
表示とはちょっと違うけど、今回はまあいいか…
といった甘い判断が入る余地は少ないと思います。
正直に商売をする
ことです。
あらゆる業種、規模の大小を問わず
お客様を欺くような行為は、
商人のすることでは ありません。
自社ブランドは、お店の 一番の"売り"であり、
商売を営む上での根源です。
ブランドは、お客様がつくり、認めるもの。
お店は、お客様との 約束に応えるために
日々努力を重ねる。
その努力と品質に対して、
お客様はその価値を認めて 対価を払うのです。
今回のメニュー誤表示は、より特別なもの、
希少なものを、安く多くと追い求める客側にも
まったく責任がないとは言えません。
しかし、まず先に考えなければならないのは
まずはお店が 嘘をつかない
という姿を見せることです。
これなくして、商売の発展などあり得ません。
みなさんのお店の商品POP、メニュー、チラシ、
看板サインはちゃんと間違いないものになっていますか?
いま一度、確認してみて下さいね。
ベーカリー、飲食店を開業したい方は必見です。
<< 詳細、お申し込みはこちら >>
--------------------------------------
FBサポート事務局:
横浜で飲食店開業:有限会社イマデザインワークス
ベーカリー新規開業支援システム
「ベーカリープラス」モニター募集中!