FBサポート、飲食店舗プロデューサーの水谷 功です。


今日は、お店の看板と外装デザインの考え方をお伝えします。



みなさんは、初めて入るお店を
どうやって選んでいますか?


お店の名前、メニュー、値札、店内の様子、

他のお客さんがいるかどうか…、あたりでしょうか?


たぶん、お店の外から得られる情報を元に
判断されていると思います。



では、最終的に入るかどうかを決めたポイントは何ですか?
うーん…
何となく…(苦笑)


えっ??

お店の外装や看板とか、メニューとか、のぼりとかを見て、

お客さんは入ってくるんじゃないの?


と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。



例えば、活気のある地元の商店街に、

高級感溢れるきれいな外装のパン屋さん。

お昼時なのに店内にお客さんがいない…

ガラス越しの陳列棚には、なぜかパンがあまり並んでいません…


さて、あなたはこのお店で買い物をしようと思いますか?


はじめて訪れるお客さんなら、

まず9割以上の人は入らないでしょう。

誰だって、買い物で失敗したくないから…



実は、お客さんは
お店が醸し出す雰囲気で判断しています。

これが、お店に入るかどうかを決めているポイント。



けっこう、怖いですよね…

何となく…に対応するためには、

何をしたらいいか分かりません。



お店の看板と外装デザインは、

お客さんにお店に入って頂くために構える、

商売の大切な入口です。


デザインを凝りたおす看板が良いのではなく、

それぞれの用途を理解して、必要数を設置します。



それぞれの意味合いは、こんな感じです。


外装、店構え、デザイン

1.イメージを伝える(素材、国、地域)

2.お店の顔としての存在感

3.入ってみたいと思わせる期待感、雰囲気


看板の役割

1.名前を覚えてもらう(店名)

2.何屋さんなのか?を知らせる(業種)

3.何を売っているのかを知らせる(営業品目)


店頭のイーゼル看板の役割

1.(例えばパン屋さんなら)どんな種類のものが、いくらなのか?

2.今日のおススメ商品

3.営業時間、定休日

4.お店からのメッセージ



いずれも重要なことは、とにかく分かりやすいこと。



イメージやデザインが不統一だったり、

価格と店構えがミスマッチだったりすると、

何だかよくわからないと思われて、

その結果、入りにくいお店と認識されます。

よくわからないお店に
お客さんは入ってきません。

商売をする以前の問題ですから、
くれぐれも注意して下さいね。



もちろん、何をどこにどのくらい設置するかは

専門家の意見をあおぐのがいいと思いますが、


店主であるみなさんが、何をお客様に伝えたいのか?

がはっきりしていなければ、

外装も看板も、ぼやけた仕上がりになります。



お店を新規開業する際には、

お客さんに伝えたいあなたのメッセージ

じっくりと考えてみましょう。



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