FBサポート、飲食店舗プロデューサーの水谷 功です。


今日は、融資手続きのタイミングについてお伝えします。



店づくりでは、予算管理と並んでもうひとつ忘れてはならない大切な要素があります。
それはスケジュール(時間)管理です。



新規開業者が各種手続きで一番迷うのが
融資のタイミング。


起業をする際、開業資金の不足分を補う方法として、金融機関からの融資を考える方も多いと思います。

融資の下りやすさなどを考えると、日本政策金融公庫の新創業融資制度を選ぶ方が多いですね。


その公庫での融資申込みに必要な書類のうち、お店づくりに関わる書類で開業者自身が用意できないものが3つあります。


◎不動産賃貸契約書(賃貸申込書)

◎設計図書(平面図など)

◎工事見積書


本来のスケジュール手順からすると


不動産を契約してから、

お店の設計をしてもらい

設計図を元に工事の見積をする

契約書と設計図と見積書を持って融資の申込をする


のですが、

融資が下りなければ
この努力はすべて 無駄 になります。


さらに業務にかかった経費を請求される場合もありますし、不動産関係者にも大変迷惑がかかります。


店づくりで大切なのは
資金を確保してから進めること


そこで、FBサポートではこの順番を逆にして進めます。


まず融資の申し込みをするために

特約付きで賃貸申し込み(または仮契約)

お店の基本計画をして

計画図を元に、工事の見積りをする


ん?どこが違うのか、わかりにくかった…ですか?

個々のテクニックは、追々詳しくお伝えしていきますね。


実は、公庫融資の審査には(通常の場合で)
約1ヶ月ほどかかります。

審査期間中はすべての業務が保留になるので
設計すら進めることができません。

ひたすら返事を待つ日々です。



ですから、家賃発生などのリスクがある不動産契約を先にするのは避けるべきなのです。
「融資が下りたら借ります」
という特約条件を付けて申し込むのが定石です。



それと、不動産業者や大家さんには
きちんと今回の融資に関する説明をして理解を得て下さい。

後々工事の際に許可をもらったり、みせづくりにおいて色々相談ごとをしていきますので、最初の段階から良い関係づくりを心がけましょう。



不動産を借りる前に
まず融資の申し込み
をするのはわかったけど…

じゃあ、申し込みに必要な設計図や見積りは、どうやって揃えるの?



新規開業者のみなさんは、ここで大変迷うようです。

FBサポートもここで長年苦労しましたから…


店づくりの初期段階で重要なのは
きちんと予算をつかむことです。


物件取得、店舗工事、器具備品、運転資金など

これらの予算立ては、事業計画に大きく影響しますから
曖昧なまま進めないように!

大切な開業資金は、上手に投資しましょう!


設計図や見積書作成のノウハウは、また次回にお話しします。


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