一人なもんはしょうがないので、一人なりに満喫はしてたんです。
むしろ一人の方が、やれ何処で見るかとか、どこがどうだとか、そういう煩わしさはないですし。
まるで凝ったなにかがとけてながれていくみたいで。
どうしようと思うほどにすべての音が心地よくて。
ああ、こういう瞬間を形に、言葉にしたいなと想う瞬間がいくつもあった。
汗ばんだ頬に張り付いた髪の毛の艶めかしさとか、悪戯じみてくるりと動いた瞳とか、不意の笑みをかたちづくる唇とか。
オープン前に所在なく佇んでたら、道端に残った雪で子供が遊んでたんですよ。
てっきり近所の小学生が遊んでるのかと思ったら、ディスクユニオンの袋を提げた男性が歩いてきて、え?まさか、と思ったら私の後ろに親子で並んでたという。
小学生の内からこんな超絶技巧ミュージシャン見れるのか!羨ましいな!と想いました。
ま、私もロウティーンの頃からエンターテイメントに触れる機会があったし、その点は親に感謝してることのひとつではありますが。
ロックミュージシャンのパパが欲しかったなー。といまだに思ったりする。






