カノープス、ThomsonがTOBで子会社化へ | FB・ITニュースアーカイブス2005-3

カノープス、ThomsonがTOBで子会社化へ

仏ThomsonがカノープスをTOBなどで子会社化する。カノープスの映像編集技術をプロ用映像機器事業に活用するねらい。将来は完全子会社化し、上場を廃止する方針。

 仏Thomsonは12月5日、東証2部上場のカノープスを子会社化すると発表した。株式公開買い付け(TOB)などでカノープスの約78%を取得する計画。取得総額は約128億円。カノープスが持つ映像編集技術などを、Thomsonの業務用映像機器事業に活用する。

 Thomson日本法人の子会社を通じ、カノープスの山田広司会長らから発行済み株式総数の33.3%を取得。12月6日から1月16日までの予定でTOBを行い、1株当たり14万8000円で買い付ける。最終的にはカノープスの77.87%以上を取得する計画だ。

 最終的には100%子会社化を目指し、カノープスは上場廃止とする方針だ。山田会長は引き続き経営陣にとどまる。

 Thomsonは放送局や映画制作向け映像機器事業を成長の柱に据えており、カノープスが持つ高画質な映像編集技術が事業拡大に有効だと判断した。

 東京株式市場で、カノープスの12月5日終値は前日比3000円高(+2.33%)の13万2000円だった。(2005.12.5/IT Media)