オヤジの趣味はカメラ、車、旅行
カメラや車、旅行など、団塊世代が興味を持つテーマを柱に据えているのが、「オヤジサイト」の共通点だ。「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための、趣味系ブログコミュニティー」と銘打ったのが凸版印刷の運営するブログポータルサイト「Re:log(リログ)」だ。「50歳を過ぎて、第二の人生にチャレンジするオヤジを応援するブログサイト」と、ターゲットを団塊世代にはっきり絞っている。
会員は無料で自分のブログを開設できる。趣味の写真、料理、楽器演奏などの分野で会員が自ら書いた体験記や写真作品を互いに公開して情報交換ができる。記事へのアクセスランキングでは、地域の祭や食文化の紹介、個人の旅行記、得意な情報技術(IT)関連の知識をわかりやすく紹介する日記などが人気のようだ。
小学館が運営する情報サイト「おとなのたまり場ボンビバン」も、「50歳になったら、好きに生きよう」と説く。同社のアウトドア関連雑誌「BE―PAL(ビーパル)」や、こだわりグッズを紹介する雑誌「Lapita(ラピタ)」などと連動したコンテンツをそろえている。
「もういちど自転車」「もうちいどキャンプ」「もういちどオーディオ」など、時間に余裕ができて昔の趣味を復活させたい団塊世代の心をくすぐる内容だ。それぞれのジャンルで大人向けの楽しみ方を解説する「案内人」のコラムが充実している。
「50歳、遊びごころは鳴り止まない」をキャッチフレーズにする「DORON(ドロン)」は、「ガイド」と呼ばれる様々な分野の専門家がナビゲートする情報サイト「オールアバウト」を運営するオールアバウトが始めたサイトだ。各ガイドが団塊世代向けにコラムを執筆する。高級志向のグルメや旅行を、写真をまじえて雑誌風に取り上げている。(2005.11.21/日本経済新聞)