世界情報社会サミット開幕、情報格差縮小めざす | FB・ITニュースアーカイブス2005-3

世界情報社会サミット開幕、情報格差縮小めざす

世界の情報格差(デジタル・デバイド)縮小をめざす国連の世界情報社会サミットが16日、チュニジアの首都チュニスで開幕した。演説に立った国連のアナン事務総長は「今回のサミットは解決策を見いだすのが目的。新しい情報通信技術はあらゆる社会階層に利益をもたらす」と述べ、IT(IT)が途上国の経済発展を加速する可能性に強い期待を示した。

 アナン氏は「アフリカなど途上国でも携帯電話や無線通信が急速に普及したことで小さな起業の動きが根付いてきた」と強調。こうした動きを促進する具体策について各国首脳や閣僚が民間企業トップや市民社会の代表らを交えて議論する。

 最終日の18日には情報格差縮小に向けた行動計画「チュニス・アジェンダ」を採択する。途上国の情報インフラ整備に役立てるデジタル連帯基金の活用、インターネット管理体制のあり方を幅広く議論する協議機関の設立などを盛り込む。(2005.11.16/日本経済新聞)