GReeeeNの『遥か』という曲の中に
"傷ついたって笑い飛ばして傷つけるより全然いいね"
という歌詞がある。
ボクは古い考えの人間なので、あー日本語も乱れたな、世も末だな・・・
こういう曲を平気で発表する奴ら、許す奴らなんか死ねばいいのに(大げさ)・・・
と思ったのだが、気になって調べてみた(笑)
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2484594.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=6870672
多分誰も外部のページを参照しないと思うので要約すると、
「全然」の後に否定の文章を置かなくてはいけないと言われるようになったのは
昭和10年頃以降。それ以前は夏目漱石やその他公式な文章においても肯定の意味で使われていた。
なぜそのように言われるようになったのかは良くわかっていないが、明治の頃に
否定の意味で使われることが多かったためと思われる。
ある考え方では、「否定的な状況や心配な状況・概念を覆し」ていれば
肯定的な文面で使っても問題ないのではないかとも言われている。
「(あなたが想像するのと違って)全然、平気」
「(まずそうに見えるけど)全然、おいしい」
ということからこの歌詞を判断すると、
「(傷つけるという否定的な状況を覆して)全然いいね」と
言ってるので、全然正しくない・・・とも言えない・・のかな?(笑)
正しい正しくないという概念は、教育によって与えられるものだな~と
再認識しました。一方的になんでも判断しちゃダメですね。