さて、前回の続きの前に薬局のお金の仕組みをお話ししましょう
薬局で支払うお金の大まかな内訳は、
薬局でかかるお金=調剤技術料+薬学管理料+薬剤料+特定保険医療材料料
となります。
この料金は、国で決められてます。
調剤技術料は、薬局の調剤体制を評価した金額と薬を作る際の薬剤師の手間賃です。
薬学管理料は、薬剤師が患者に対し薬の説明等をした時の金額です
薬剤料は、薬の値段です。
特定保険医療材料は、インスリン注射の時に使う針などの国が定めたものにかかる料金になります。特定の方にしか使わないので特に気にしなくて問題ありません
みなさん、同じ薬なのに薬局によって値段が違うことがあるかと思います
これは、主に調剤技術料の中の調剤基本料とそれに係る加算に差があるためです。
(違う場合もあります)
前回のロキソニン12錠 117.6円(9.8円/錠)を考えると・・・
条件は、頓服仕様でお薬手帳あり、調剤技術料が97点と薬学管理料が63点とすると
薬局にかかるお金は、97+63=160点であり、1点=10円なので
1600円となります。これに薬代を加えた1718円が薬局でかかるお金です。
市販のロキソニンでは、23.61円が広告費や販売店の人経費だとかの値段となりましたが、1600円もお金がかかってる。ここで医者にかかる値段を加えると比べるまでもないですね
市販薬を服用し様子を見ても調子が戻らない時に病院にかかるのも一つの手だと思います
また、市販薬には漢方薬もあります。漢方薬は、自身の体調にあった物を選べば確実に効くと思います。
ですので、漢方薬をまずは飲んでみて体調が戻らない時に病院にかかるのもひとつの手だと思います
尚,注意です
このブログはあくまでも値段を比べています.
あなたの体調が悪い時に必ず市販薬を買おう!!と宣伝しているものではありません.