こんばんわびっくりマーク

今回は、鼻水です。

 

鼻水は、症状期と緩解期に分かれます。

症状期は、風寒と風熱、緩解期は、五臓の肺・脾・腎の失調が主な原因です。

 

何故、肺・脾・腎が関係するかというと・・・

肺の虚弱が原因で、衛気で身体を守れなくなり津液の巡りが悪くなります。

脾の失調では体内に余分な水分が溜まりやすくなり、腎は腎陽の不足で津液を気化できなくなり滞留した余分な津液が鼻に溜まります。

 

鼻水でよく使われるであろう小青竜湯や葛根湯加川芎辛夷は、風寒に使用しますニコニコ

風熱には、荊芥連翹湯や辛夷清肺湯を。

肺気虚は、風邪をひきやすく補中益気湯を。

脾陽虚は、六君子湯と小健中湯、腎陽虚には八味地黄丸を用います。

 

鼻水と風邪は、肺の機能が重要ですびっくりマーク