堂島ロールとゴンチャロフの「モンシュシュ」商標裁判 | 福岡若手弁護士のblog

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http://www.asahi.com/food/news/OSK201107010062.html

大阪地裁2011/6/30に

目をようやく通すことが

できました。判タ1355号

184頁です。

控訴中の堂島ロールの会社が

どういう商標を使っているか、

興味のある人は同社HPに

アクセスしてください。

 私に言わせると、もともと

エ●メスにそっくりな色遣いの

紙袋なので、味以外は他社に

フリーライドしている会社の

ようにも受け止めてましたが

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110706101915.pdf

 一種の事例判決ですが、

堂島ロールは交渉経緯の中で

商標権侵害を認めていたが、

ゴンチャロフに商標権譲渡を

応じてもらえず提訴に至った

ことが書かれています。あと、

モンシュシュという企業名は

堂島ロールという商品名に

比べて知名度が低いという

アンケート調査が示されて

いました(ちなみに、モロゾフ・

ゴディバ・ユーハイムの認知度が

非常に高いこととの対照で)。

 堂島ロール側は、小僧寿し

事件1997/3/11最高裁を

基礎に「ゴンチャロフのチョコ

商品モンシュシュの知名度は

著しく低く、顧客吸引力は

ない。」とか、ポパイ事件

1990/7/20最高裁を基礎に

「ゴンチャロフは、堂島

ロールの知名度が上がり、

売上が増加するのを待って

提訴しており権利乱用」とか、

勝たないとマズイ一心から

とはいえ、結構ゴンチャロフに

失礼な反論を繰り出している。

 こんなだから、商標を任意に

売ってもらえなかったんじゃ

ないかと勘繰ってしまいそう。

ま、ずいぶん高い勉強代に

なったんじゃないですか

ろぼっと軽ジK