寸劇「CHANGE-変身-」見ました | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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日弁連が司法修習生の給費制維持を

うたって2010/5/18に実施した市民集会で

劇団あおばの方が演じていますややこしや

日弁連HPの最下段にてWMPで

20分強で見れます↓

http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/kiyuuhiseiizi.html

主役は新64期の山崎修習生です。

 借金まみれで収入ゼロ(貸与制

なので)だから、アパートも貸して

もらえずネットカフェ暮らしでいつも

大荷物を抱えていますコーヒーそして、

裁判所共済組合にも加入できず

風邪を引いても困っているとか風邪ひき

お金や就職に苦労して、当初は

刑事事件や人権活動を目指して

司法試験に合格したものの、結局

お金儲けに走る弁護士に『変身』

してしまったというストーリーを

描いています。

象徴的な台詞として、同期修習生が

口にする「俺、刑事事件やらないし

「貧乏人が法律家になるのが間違い

なんだ」「せっかく合格したんだ。

自分をすり減らして人を助けるとか

流行らない」「まずは人の生活より

自分の生活だよ」など挙げられます。

 また、山崎修習生自身「誰だよ!

こんな制度にしたのは!」

「(弁護士に人権活動のビラ配りを

誘われ断る動機付けで)ビラを

配っても俺の借金、減らないだろ!」

「(弁護士に裁判員裁判の会議に

夜誘われ断る動機付けで)給与も

出ないのに時間外できるか!」と

いう台詞を口にしています。

 あとエピソードとして、人権活動に

燃える金梨弁護士は、(ここ最近の

弁護士激増で)お金が儲からず、

ノキ弁でしか置けないので、借金

まみれの山崎修習生はそこに就職

するわけにもいかず、結局10年後、

金梨弁護士は廃業したらしいよと

チラッと言及していました。

 ただ一般の方がこの寸劇を見て

給費制維持を支持するかといえば

はてなを留保せざるを得ませんでした。

 まず、同期のパパが弁護士を

している野田修習生と、パパが

会社社長をしている木本修習生。

 給費制を維持すればこの2人も

その恩恵を被ることになるが、

こんな口をきく2人が実在するなら

税金をタダであげるべきでなく、

やっぱり貸与制の移行は正解

だったと感じるリスクはないかお金

 また私の知る二世弁護士は、

金銭に直ちに不自由しないから

こそ、お金だけでは満ち足りた

弁護士生活を送れないことを

知っているからか、しっかり

会務や刑事事件もやっている。

 金持=悪という偏見による

ステレオタイプの発言しかなく

シナリオ作成者の党派性を

感じざるを得ない魔王

あくまで地方の経験談ですが。

 それから債務整理系の

有栖川弁護士が「うちは

ビジネスファーム。個人事件

NG,人権活動NG。これからは

弁護士もビジネスだ」と言って

いたが、広告自由化を採用

したくせに大っぴらにそういう

事務所を日弁連がステレオ

タイプにやゆしていいのかねkiss

宇都宮会長のスタンスには

合致しているが、何せ急激に

法曹人口問題への言及を

トーンダウンした人だしトボトボ

なぜ会長に当選できたのか、

あえて振り返らないように

してるでしょ、たぶん

 極めつけは山崎修習生の

借金のほとんどが、3年間

ロースクールに通ったことで

できていること学校要するに

ロースクール制度こそが

貧乏人は法律家になるなと

いう元凶じゃんか鉄拳制裁なぜ

ロースクール制度を廃止

もしくはお金をかけずに

法曹になれるバイパスを

直ちに拡充したほうが新たな

予算措置も要らないので

国民の納得も得やすいと

いう発言がでてこないのか。

 てなことでこのシナリオで

市民を給費制維持に誘引

するには穴が目立ちます模様

ろぼっと軽ジK