自転車 | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

 福岡県弁護士会には、月報という会内の情報誌がある。そこに弁護士会内で自転車部が結成されたという記事が載っておった。


 どうも記事を読むと、赤坂のけやき通り沿いにある自転車屋で売っておるような、すばらしい自転車を会員は保有しておるようである。


 実は私も自転車は好きである。高校、大学と基本的には自転車で実家から通学しておった。福岡市の東区に位置するキャンパスへも頻度は毎日ではないものの、約20キロの道のりを自転車で通っておった。今も、接見に行く際には、最寄りの警察署(中央署、博多署)、交通の便の余り良くない警察署(臨港署、南署)、法律相談センターなどには自転車で行っておる。場所によっては帰りにタクシーを拾うのも苦労するところもあったりして、実は意外と便利なのだ。


 しかし、しかしである。私の自転車はトレックとかイルガノとかチネリとかいう(実はこの名前聞いてもさっぱりである)かっこいい名前の自転車ではない。どこかのディスカウントショップで1万円以下で買ったママチャリ、まあせいぜい言ってもシティサイクルなのである。ちなみに、メーカーも知らぬ。ただ、このママチャリは買った時点では、夜にライトを照らすときに、カチッと発電機を操作しなくても、前輪の回転軸のところに発電機が設置してあり、常にライトが点灯するという優れものであって、非常に気に入っておった。非常に便利であるのだが、他の自転車で同様の設備が着いておるものは見つけきれておらぬ。しかし、どうやら配線なりなんなりが壊れてしまったようで、今では電池を入れるタイプのライトをハンドルに設置しておる。


 まあそこら辺はどうでもいいのだが、悔しい。実に悔しい。何で私の自転車はかっこいいチャリじゃないのだ。買えばいいじゃないかと思われるかもしれぬが、標準装備で泥よけがついておらぬ自転車というのは抵抗があり(多少の雨では自転車にのっておる)、またドカーンと大きなかごがついている自転車じゃないと買う気が起きぬのだ。自分の嗜好の問題(実用性の問題でもあるのだが)なので致し方ないのだ。それは分かっておる。しかし、悔しいのだ。


 という訳で、いつかかっこいいチャリで走っておる自転車部の連中を、かごに荷物を積み込んだ私のママチャリでぶっちぎってやる、とかなわぬ目標を立てておる。ママチャリの方が機能性が高く便利だよ、等と声をかけながら追い抜いて行ければと密かに野望を抱いておる。


M弁護士