新61期の登録状況 | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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2009/1/27日弁連速報に

掲載されていた数値です

新61期とは2008/12/17に

司法修習を終了した期を

します。

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2回試験合格者 1731名

裁判官任官者   75名

検察官任検者   75名

弁護士登録者  1517名

(うち即独17名、企業内

弁護士53名の推計)

弁護士未登録   66名

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1、私が修習していた

47期の時代(2回試験

合格者600名)であっても

裁判官・検察官はそれぞれ

100名近く採用してました。

司法修習生にとってますます

狭き門になっています。

法務省も最高裁も人件費

増加できないんでしょうね。

裁判官1人増員すると書記官も

少なくともセットで増員しなければ

ならないらしいですから(検察官

ならば事務官ですね)。

2、未登録66名の行く先は

調査中となっていましたが、

日弁連が会員向けに

出している即時早期独立

開業マニュアルを読んでも

イニシャルコスト+ランニング

コストに耐えられる体制で

なければ即時早期独立開業

すら叶わぬことが示されて

います。今後、せっかく

ロースクールに費用をかけて

資格をとったのにすぐ登録

できる経済的メドが立たない

人は増えるでしょう。ちなみに

47期の頃は肉体的事情を

除いて未登録者はいなかった

ように記憶しています(1人だけ

テレ朝の西脇亨典アナが登録

しなかった記憶があります)。

3、即独弁護士17名はつまり

卒業生の1%にとどまっており、

実感として少なかったです。

即時早期独立経験談集を

読む限り、いきなり自分1人の

名前で活動をすることはかなり

恐怖なんでしょうね

ちなみに即時独立か否かは

日弁連ならば事務所自体の

新規開設ですので正確に

把握できているはずです。

逆に軒弁か否かは日弁連

では正確に把握できるだけの

情報は入らないはずです。

ろぼっと軽ジK