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この本は、4年ほど前、福岡県
弁護士会で行われた卓話を
まとめた卓話集です。
1人のみ大分県弁所属ですが、
その方以外は、みな私も顔見知り
です。でも、みなさんそれぞれ
いろいろなことを考えたり経験
されたりしているんですね
話者の1人が書いた書評です↓
http://www.fben.jp/bookcolumn/2008/10/post_1976.html
私の関心を引いた話者の1人が
春山九州男弁護士です。
このかたの名前をいまや
ネットで検索すると、ある刑事
事件の弁護人であるため
おどろくくらいヒットします
(かなり罵詈雑言多いです)。
ただ、私は春山弁護士と
引き合いになったこともあり、
キャリアに慢心しない、徹底的な
仕事ぶりに驚いた1人です。
その春山弁護士が弁護士業務や
弁護士激増に対してどういうことを
普段考えているのか、知ることが
できたのは有益でした。
いまの若手弁護士の姿は
春山弁護士の目からもかなり
歯がゆい存在みたいです
安部敬二郎弁護士の本場の
ロースクール体験談も腑に落ちる
ところがありました。
この話題については、岩倉
正和弁護士も「ビジネス弁護士
ロースクール講義」の中で
アメリカの学生の猛勉強振りに
驚いたことを話してましたので
そちらもあわせて読むことを
お薦めします。
卓話会では若手弁護士も
悲観的な話ばかりでなく、シッカリ
自己主張しています
いま福岡県弁の事務局長を
やっている池田耕一郎
弁護士の卓話はまるで
ベテラン弁護士の話かと
思うばかり、含蓄溢れる
ものでした。
彼は私より期下ですが
いかにベテラン弁護士と
濃密な時間を過ごし、彼が
素直に吸収してきたかを
端的に示しています。
弁護士以外にはあまり
役に立たない本かも
しれませんが、他方、
ベテラン弁護士と接する
機会の少ない都会の
弁護士にとって、ハウトゥ
本などばかり読まずに
こういう本も並行して
読んだ方がよいように
思い、紹介しました
ろぼっと軽ジK