http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081109-OYT1T00132.htm
制定目的は立派である。が、
助教という地位が果たして
その職務内容に見合って
いるかといえば
である。
だって助教ってかつての
助手レベルなんです。
助手が教授や准教授に
「あなた、ミスってます」って
指摘できますかね
まるでマンガみたいだ
医学現場に通じていることは
プラスかもしれません。が、
薬学部の位置づけは大学では
医学部のずっと下なんです
(少なくとも東大はそうでした)
医学的に未熟者による指摘を
(少なくとも教授陣にとっては
そうしか見えませんよね。
だって医師免許も持っていない
人なのだから)、聞き入れると
いうのは、教授陣によほどの
度量がないとマイナスの言葉は
届かないのが普通でしょう。
しかも、弁護士が対立する
双方代理が禁じられている
ことは法律上も明確ですが、
それは、一方を立てれば他方は
立てられず、その利害調整は
頭で考えるほど簡単では
ないので、弁護士は制度的に
双方代理を禁止したのです。
助教の地位を付与したことで
弁護士が急に双方代理を
いつも調整できるように
なるとは到底思われません。
ま、日弁連にとっては念願の
インハウスローヤーの道が
1つでも出来たことで大々的に
宣伝したいニュースでしょうが
私はセクハラ窓口のように、
外部に患者用弁護士を配置し、
実費+費用を都度手間に応じて
請求できる外注方式が、もっとも
適切ではないかと思います。
ですので、この助教には、
入院費の支払いなどを巡る、
専ら病院側に立てるトラブルを
処理する仕事を任せる方が
相応しいと思います。
ろぼっと軽ジK
