さてさて、ニュースなどでもよく報道されていた、豊郷町の豊郷小学校の旧校舎解体について、町長が校舎の解体を指示したのは違法として、町民が損害賠償の支払い等を求めていた訴訟について(1、2審町民側勝訴)、町長の上告が棄却され、町長側の敗訴が確定した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200606080071.htm
私もニュース報道の範囲でしか事案を知らぬのだが、要は取り壊しを町が決定した豊郷小学校の旧校舎には文化財としての価値があるとする町民らが、保存運動を展開して解体禁止の仮処分を得ていたが、町長が解体を強行してトラブルになっておったという事件である。
当時、ニュース映像を見て、工事業者に文句を言っておった人たちが、いかにもな人たちであって、話の筋とは関係のないところに感心をしたりしておったが、それにしても町長の強行姿勢には「なんでそこまでするの?」と率直に疑問であった。当時、マスコミでは、町長と利権にあさる業者との癒着の噂(推測?)等が報じられたりして町長バッシングが行われていたと記憶しておるが、町長はその後の選挙でも勝っており、なかなか力がある人物のようである。
本件では、解体目的の行動ではない等と主張しておったようだが、そりゃいかにも説得力がない主張である。
豊郷小学校の旧校舎の文化財としての価値は私にはとんと分からぬが、結局は、これだけ大きなトラブルになるのであれば、施政者は住民とよく話し合いを持つべきだってことだろう。町長にしてみれば、十分以上に話し合ったということなのかもしれぬが、やっぱり強行にすぎる印象は否めない。権力を勘違いしちゃった?
M弁護士