昨日に続いての更新です。

 

今回は「スポーツとはどういうものなのか?」という話をします。どういうことかと言いますと楽天の某投手のパワハラ問題や日大アメフト部問題等最近はスポーツ界における大きな問題点が露呈されてるのを見ていろいろと考えることがありました。

 

スポーツに関わる人間は次のようなことを意識しなければ今後もこのようなことを繰り返すことにもなりかねないと感じてます。これは監督や選手といった現場の人間だけではなく運営側やファン等にも言えることと考えますので間違っても「対岸の火事」だなんて思わずに読んでいただければと思います。

 

そもそもの話になりますが、スポーツというのは「商売」なんです。商売というのは物を売るということですが、ではスポーツは一体何を売ってる商売なのでしょうか?

 

これの答えは様々なものがありこれが絶対に正解というものは存在しないのかもしれません。ですが、個人的にはこのように考えます。スポーツは「夢」「感動」「興奮」「勇気」という決して目には見えませんが多くの人間を「元気づける要素」を売ってる商売ということです。

 

例えば、プロのプレーを見て「将来はあのような選手になりたい」という子供達への夢や劇的な勝ち方をしたときの感動や興奮を何度でも味わいたいために特定のチームを応援しようと思ったりする等の多くの人間を「元気づける」「勇気づける」要素がスポーツの醍醐味なのです。

 

しかし、冒頭に書いたこれらの騒動を見るとこういう醍醐味を全く理解していないどころか何も考えてないんだなということが明らかになったと感じました。何故かというとこれらの騒動に共通するのはスポーツの「売りになるもの」を破壊してる要素だからです。

 

こういう体質が明らかになればその業界から離れる人間は増えるのは時間の問題だろうし子供達も親御さんも「この業界はやめた方がいい」と敬遠されてしまっても仕方がないという話にもなりかねません。

 

すなわち、スポーツ界に関わる全ての人間が何があっても忘れてはならないのは何度も書きますが、多くの人間を「勇気づける」「元気づける」ものをもたらしてるということです。

 

スポーツ団体を運営してる皆さん、監督やコーチや選手の皆さん、彼等を応援してるファンの皆さんはこのことをきちんと理解してるか?きちんと認識してるのか?と言いたい!

 

「野球バカ」等に代表されるような特定の競技が上手ければいい、競技の知識を豊富にしとけばいいなんて考えは今すぐやめていただきたい!

 

そんな考えが残ってるうちはその業界は衰退の一途を辿るだけにしかならないよ!

住んでる世界は違うかもしれないけど一人の人間であるということに変わりはないんだよ!

少なくとも人間として恥ずかしい姿をさらすような真似は間違ってもするな!

そんなことをすれば多くの人間に迷惑をかけるばかりか悲しませることにも失望を与えることにもなり最終的には業界の破綻を招くのだから!

 

夢、希望、勇気、感動、興奮といったものがスポーツ界からなくなったら終わりなんだよ!

俺もファンの一人だから俺も含まれるけど関わってる人間はこのことを常に意識して日々の生活、仕事、鍛錬、試合等に取り組んでくれよ!

 

これらのことを俺は言いたい!

 

何だか偉そうなことを書きまくってるような気がするけど最近のスポーツ界を見ると全てにおいて辟易することが多過ぎるんだよ!

 

人間として生きてるのだからつまらなくするよりは楽しくするほうがいいに決まってるんだからそのくらいシンプルに考えたうえで行動した方がいいと思うんだよ!

 

今日、俺が言いたいのはこんなとこだよ!

頑張れ!なんて言わないよ!

だけど、試合の結果がどうであろうと楽しむことと見てる人がいるということは忘れないようにして生きようぜ!

 

あばよ!いい夢みろよ!