おはようございます。
プロ野球は今夜からCSのファイナルステージが始まりますが、特に何の関心もありません。しばらくは今季のベイスターズについていろいろと振り返って見ようと考えてます。
さて、今季のベイスターズですが74勝66敗3分の3位という成績で先日のCSファーストステージで敗退という結果でした。
ベイスターズファンの皆さんはこの結果をどのように捉えていてどのように受け止めているのでしょうか?
「まあ、こんなものかな?」という感じに思ってる人もいれば「もっと勝てただろ」といった感じに思ってる人もいると思われます。
どちらに受け止めても別にいいと思いますが、ここでは良かった点と問題点を洗い出してみます。
まずは、良かった点を下記に示します。
東克樹投手、復活どころか大きな飛躍ぶりを見せる
上茶谷大河投手、中継ぎに転向してブルペンになくてはならない存在になる
バウアー投手、流石メジャーの投手という活躍を見せる
ウェンデルケン投手と森原康平投手、安定感抜群の活躍でシーズン後半からセットアッパー及びストッパーとして大活躍
石川達也投手、シーズン途中から徐々に存在感を表しシーズン終盤は大事な場面での登板も増加した
山本祐大捕手、攻守に成長を見せ、出場機会が増加
林琢真内野手、シーズン終盤に1番打者を努め来季への飛躍が期待される存在となる
牧秀悟内野手、100打点越えを達成し4番打者としての役割を全うした
宮崎敏郎内野手、安定の打撃で首位打者を獲得しチャンスでの強さも見せた
関根大気外野手、初の規定打席をクリアしレギュラーにかなり近い存在となる
これらが今季のベイスターズの良かった点です。挙げて見ますと「思ったよりも多いじゃん」と感じるのは私だけでしょうか?
さて、次は良くない意味での誤算及び問題点について下記に示します。
石田健大投手、大貫晋一投手、濵口遥大投手といった先発投手が昨年のような働きができず成績を落とした
山崎康晃投手、20Sはするものの失敗が目立ち安定感を欠く内容でシーズン中盤にはクローザーの座を剥奪
伊勢大夢投手とエスコバー投手、勤続疲労の影響かはわからないが、昨年までの勢いが感じられず打たれる場面も目立った
ソト内野手とオースティン外野手、本来の打棒復活ならず
楠本泰史外野手、大田泰示外野手等のバックアップ陣も昨年ほどの働きではなかった
犠打の失敗が目立った
打線の低迷が長引いたうえに機動力が使えない等ベンチの作戦の幅が少なすぎる姿を露呈してしまった
これらが誤算及び問題点です。個人的には最後の2つの点は大きな問題を感じましたし7月以降は「ベンチの采配にもう一工夫欲しいな」と思うことが多くなりました。
多くの野球ファンは成績に納得がいかないと監督やコーチに批判がいきがちだと感じてるので個人的には監督やコーチの批判はできるだけ少なくしようと思ってるのですが、前回のCSの件でも触れましたけど準備の段階から相手に負けてるということを感じますと首脳陣に批判がいくことは仕方がないと思わざるを得ないです。
ましてや、まだ決定したわけではないものの今年のオフの選手の去就次第では来季は戦力ダウンする可能性は十分にあります。仮に戦力ダウンはしなかったとしても今まで通りやっているのではCSにはいけますが、優勝争いまではできないチームのままで終わってしまうことにもなりかねません。
ここから更に強くすることは簡単なことではありませんが、走攻守にも采配にも細かい工夫が必要不可欠であることは間違いないでしょう。
これらのことを踏まえたうえで今後のベイスターズに注目しましょう。
それでは、今回はこの辺で!
