こんばんは。

 

昨日に続いての更新です。今回もプロ野球について書きます。今回は「監督・コーチ人事」について書きます。結論を言いますと球団側もファンも「監督・コーチ人事」を軽々しく扱いすぎのため監督・コーチがいつまで経っても育たずものにならないということを永遠と繰り返しているに過ぎないのが現状であると感じています。

 

近年のプロ野球の監督・コーチ人事とほとんどが長くて3年くらいで短ければ1年で変わるケースが多いです(稀に例外はいますがこれには結果(成果)がすぐに出ないとファンからすぐに「あいつを辞めさせろ」と言わんばかりの文句が多くなり、それによって球団側も変えざるを得ないと思って変える段階ではないにも関わらず変えてしまうことの繰り返しでが目立ちます。

 

もう一つの問題点は「チームの功労者」を何の経緯も経ずにいきなり一軍監督にしたり等の「場当たり的な人事」にも問題ありです。それにより話題性が出るためファンがすぐに食いつく構図も目立ちます。これによって球団にとっては利益になるのだろうが、現場へのフォローが十分ではないため結果には繋がらずファンはすぐに業を煮やしてしまうため短期間ですぐに「用なし」としてしまうことです。選手としての実績と指導者としての資質は別物であるということをいい加減に知らなければいけないだろと言いたいです。


これではいつまで経ってもチームの特徴(持ち味)が出ずに一体感も全く出ません。また、指導者がコロコロ変われば目指す野球もコロコロ変わってしまうためチームの迷走に繋がることになりかねません。この問題に対処するためにはまずはチームの「現在地」を球団もファンも理解することが第一歩でしょう。そこからチームの目指す方向性を決めておけば今何をする必要があるかも自ずと見えてきます。


そして、そこを決めたうえで適した監督・コーチを雇うことが必要にあるでしょう(但し、必要以上に結果を急がないこと)更に言えば、その監督が担っているうちに次の監督・コーチ候補を二軍監督や二軍コーチ等に招いて「指導者としての心得」を叩き込んでおいておけば後継人事に困らずに済むことでしょう。これらのことからも「その場しのぎ」よりも「中長期的視野」を持つことが球団にもファンにも必要であるかを感じます。

 

まとめると、監督・コーチ人事が球団OBの再就職の場となっていることと目先の結果(利益・勝敗等)しか見ていない球団とファンに大きな原因があり、これがプロ野球をつまらないものにしてるということを改めて感じます。

 

今回はこのくらいにします。次回は「ファンの質」について書きます。

それでは、今回はこの辺で失礼します。