昨日に続いての更新です。

 

昨日は原辰徳監督について様々なことを書きました。今回は巨人自体について思うことを書きます。

大雑把に言いますとこれまで築いてきたものを徹底的に壊して組織そのものを解体して新たに作り直すことをしない限り「盟主復活」はないと見てます。

最初に思うのが、監督を「生え抜きのスター選手」にこだわることをやめることです。これは今の巨人でこれにこだわる意味が全くないと感じるからです。以前の巨人のように監督人事において後継者を用意しておくということができていればともかくですが、現状の巨人はこれすらもできていないのです。

余談ですが、ご存じない方もいらっしゃると思いますので説明しますと第二次長嶋政権時まではこれができていたと見てます。第二次長嶋政権の後期あたりに当時は解説者(評論家)だった原辰徳が現場に呼び戻されていて当時の巨人ベンチは長嶋監督の隣に原コーチがいたケースが多かったことを思い出して今から思えば「長嶋の後は原が継ぐのだろうな」という想像がつき、実際に長嶋監督退任後は原監督が継ぐことになります。ところが、この第一次原政権の2年目のシーズン終了後に原監督が辞任させられてしまいます。恐らく、次のシーズンの構想のことでフロントと考えが合わずといった話のようですがこのことによって巨人が長い間積み上げてきた監督後継人事が崩壊したのではと見てます。

その後の巨人の監督人事は下記のようになってます。

 

   第一次原政権(2002~2003年)→堀内政権(2004~2005年)→第二次原政権(2006~2015年)→高橋由伸政権(2016~2018年)→第三次原政権(2019年~)

 

これを見てどのように思うでしょうか? 様々な見方があるでしょうが個人的には計画性がまるでないように感じます。特に高橋由伸氏の場合は現役生活を半ば強引に辞めさせられてのものだったため中長期的な視野が全くないということを露呈したなと思ったくらいです。このようにその場しのぎになってしまっては良くなるものも良くならないでしょう。

 

今回は巨人の監督人事を中心に書きました。この点だけでも巨人の闇の深さを感じます。次回は選手の補強等について書こうと考えてます。

 

それでは、今回はこの辺でバイバイキーーーーーン(笑)