皆様、こんにちは。

「各球団について思うこと」シリーズの第3回目の投稿をします。今回は中日ドラゴンズについて書きます。

ドラゴンズと言いますと90年代は下位に落ちたり優勝争いにいたりという印象がありましたが落合監督の時代には04、06、10、11年と4度のリーグ優勝を飾っており07年には2位ながらCS,日本シリーズを勝ち抜き日本一に輝いており、黄金時代を築きました。

しかし、黄金時代はここまでで終焉し13年以降は19年まで7年連続でBクラスと低迷期に陥ってしまいました。こうなった要因はフロントにあると見ています。落合監督の時代から親会社内で「落合派・反落合派」という派閥ができあがってたことからフロント内のごたごたが絶えないでいることが黄金時代の終焉に繋がったように感じます。前回書いた阪神のときもそうですが、組織内でこういう派閥ができているといずれは破綻を招くことになるということになるということを改めて痛感します。

また、個人的に感じたのはこの「落合政権時のごたごた」が最近まで尾を引いていたように見えて仕方がないと思っていたことです。特に18年までの首脳陣の顔ぶれ等を見て感じていました。それを見て「これは脱落合時代」をしない限りはいいときのドラゴンズの復活はないだろうなと思ってました。

しかし、与田監督の就任に伴い首脳陣が大きく変わり、少なくとも現場(グラウンド)は雰囲気が変わったことが良い方向に作用したのかはわかりませんが、今年は久しぶりにAクラスに入りました。内容を見てもコツコツと取った得点を投手陣で守り抜く野球で勝つことが好調時はよくできていたのを見て「これが与田監督のやりたい野球なのかな」と思いました。更に言えば今年は捕手でも木下拓哉選手が頭角を表したところを見て来年の中日は手強くなる可能性は十分にあると見てます。

最大の不安を挙げるならば、フロントが余計なことをして現場の足を引っ張ることにならなければということです。今も契約のことでごたごたが起きていることも見ても現場よりもフロントの方が心配だなと感じます。

以上が中日ドラゴンズに関して思うことです。次回は横浜DeNAベイスターズについて書きます。

それでは、今回はこの辺で失礼します。