今日は嫁ちゃんと7歳のチビと一緒に、かつてお世話になっていたクリニックの先生のところに行った。
ひとつめの理由は、無事に維持透析も始まったことの報告。
何年も前から俺のクレアチニンの値を常に睨み続け、ベストなタイミングでシャント手術のための紹介状を書いてくださった恩師だからこそ、きちんと終診の依頼をしたかった。
(今日まで「終診」なんて言葉があるとは知らなかった。カルテを閉じる意味らしい)
もう一つの理由は俗物的なもので、障害年金の申請書の作成依頼。
精神疾患と違って初診日が明確なため、それほど面倒なことにはならないだろうと思うが、ドクターには余計な手間を掛けてしまい申し訳なく思う。
帰宅後、チビと入浴して、嫁ちゃんの透析料理をいただく。
こんな何でもない当たり前の暮らしができるって、すごい奇跡なんだなーと改めて思った。
なお、透析を始めてから血圧が恐ろしく安定してしまい、降圧剤が不要になった。いつ何度測っても120-70のような見本みたいな値しか出てこない。
今までの高血圧と山ほどの降圧剤は何だったのか。(腎不全由来の高血圧だよ)
維持透析そのものはまだ慣れたとは言えないけど、少なくとも体調不良は激減したし、血圧も安定したし、透析中も好きなことをして過ごせるし、導入して良かったとつくづく思った。
今日挨拶に行ったあのドクターが指導してくれたのでなければ、多分だけど透析になど移行しなかっただろうなぁ、と、遠い目になった。