「満寿屋の原稿用紙」は、
川端康成、司馬遼太郎、浅田次郎、吉川英治、
平岩弓枝、宇野千代、横溝正史、などなど、
実に数多くの著名な作家から、愛されたことで知られています。
そんな、「書くことのプロ」から支持される、満寿屋の原稿用紙は、
「印刷」するためのもの、ではなく、「書く」ためのもの。
万年筆での筆記を前提に、
紙漉きの段階から立会い、
パーカーやシェーファーのインクを使って、
滲みや書き味をチェックして作られています。
そんな満寿屋の原稿用紙の書き味を、
手軽に試すことができるのが、
このハガキサイズ原稿用紙。
レトロな趣の、和柄の表紙をめくると、
マス目も、同じテイストの柄で印刷されています。
ところどころ、マス目がかすれているのも、
いい味を出しています。
また、マス目の色は、3色。
一冊(60枚)の中に、各色20枚ずつ、
天糊で、綴じられています。
レトロな雰囲気を味わいつつ、
万年筆を使い、ゆったりと時間を楽しみながら、
書くのに向いている一冊です。
また、この和柄のシリーズは、この「鯉」以外にも、
「花」、「鹿」の柄もラインナップされています。
書き味というところを離れて、
和のテイストを楽しんでも良いかも知れません。