9月でも、朝顔は咲いている。

もう、季語とか季節はずれとか、
今までの正解のズレた世界で、

ズレた世界線の上を、落ちないように歩いている僕がいる。

何種類もの薬を飲み分け、Dr.が量を調節し、
油の刺さらない回らない車輪を、軋む音を聞きながら回転させている。


「もういいよ」
「少し休みなよ」

うん、そう出来たらいいんだけどね。
自分を傷つけてないと消えてしまいそうなの。
身体の痛みでも、心の痛みでも、「痛み」でしか自分を認識できない身体なんだ。


歪な器に水を入れても、水の形は変わらなくて、容積が変わるだけ。
僕は自分の容積(キャパ)が分からない。
だから溢れて、滴って、こぼれて濡れて、
地面に落ちて乾くまで、
僕は癒えないし、癒されない。


「あなたはいつ治るの?」
「ヤブじゃないの?」


僕は治らないよ。

「芸能人は治るじゃない?」

そんなお金ある?

「どうしてそんなことになったの?」

なんで知らないの?


もう諦めてくれたらいいのに。
あなたが諦めてくれたら、
僕は少しだけ、頑張らなくてよくなる気がする。


僕の人生を、もう自由にしてください。


僕は精神障害者です。
うつ病は治ります。
でも双極性障害は治らないと言われてます。

それでも愛してくれる人だけでいい。
叱咤激励してくれる人だけでいい。
起こって泣いてくれる人だけでいい。
諭してくれる人だけでいい。

もう十分すぎるくらいに貰ってる愛情に満たされた日々に、疑問を投げかけることをやめてください。


僕は生きたいのです。
看護師に戻れなくても。
それでいいという人と、生きていきたいのです。


最後に「精神障害者を持つ家族の相談センター」の電話番号をメールしました。

僕をもう壊さないでください。