ちはやふる11巻!
瑞沢高校かるた部の7人が表紙に並んでいて、すごくワクワクします。
以下、ネタバレがありますのでご注意ください。
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ちはやふる11巻の注目シーン、その1!
北央学園との決勝戦、運命線で相手のお手つきにより勝った太一のシーン。
太一はかるたにおいて不運の代名詞なので、運命線でも自陣が読まれないことで有名です。
そんな太一が、運命線は運命じゃない、と敵陣を攻める体勢を見せつけたことで相手のお手つきを誘いました。
映画版では、この流れが高校1年の決勝戦で太一vsヒョロくんの3勝目をかけた戦いで描かれました。
正直、映画を見たときは、エーーー!お手つきで終わるの!?まじ!?あり!?って思いました。笑
せめて敵陣抜いて勝つとかさ…と思ったことは今でも変わりません。
ですので、瑞沢の1勝目、くらいがちょうどいいですね。(何様って感じですみません…)
太一の、この力強い精神力には脱帽です!
その2!
試合で負けて泣く千早を見つめる太一のシーン。
太一は、千早が負けて泣くところを何度もなんども見てきました。
その度に、泣かせたくないのに、と苦い思いをする太一。
ここで、むやみに励まさずにそばに居てくれる太一は本当にいい男です。
あーーーー千早、いつもそばに居てくれて千早を一番に思ってくれるイケメン、太一しかいないよ!気づいて!!泣
その3!
落ち込んでいた千早が元気を取り戻したのを見て、励まされる千歳のシーン。
私、小学生編から変わらず、ちはやふるの中で唯一苦手なキャラが千歳でした。
かるたをバカにしているというより、千早を見下している感じがどうも嫌で……
ですが、自分の1番のファンである妹を失って寂しかっただけなのかな?と思いました。
千早にとっての1番が、自分じゃなくてかるたになってしまったことが寂しかったんですね。
そして、そのことを受け入れ、自分自身も前に進む千歳に、嬉しさを感じてしまいました。
その4!
千早振るの解説をするかなちゃんのシーン。
ここでついに、タイトルである、ちはやふるの言葉についての説明がありましたね!
この巻でもそうですが、千早は試合中に、たまにからっぽになることがあります。
それは、勝ち負けを意識せず、心が無になり、かるたをまっすぐ取ることができる状態を指します。
その時の千早が、千早振るという状態だったことに、この巻で気付きました。
だから、そんな強さを持ってかるたをする千早だから、『ちはやふる』なんですね。
はい。今回はこれくらいです!
次巻、高校選手権の全国大会が始まります。
まずは団体戦!