野辺山ウルトラマラソン2024を振り返る(対策の効果など) | MY FAVORITE SPACE

野辺山ウルトラマラソン2024を振り返る(対策の効果など)

週末に参加した野辺山ウルトラマラソン

まずは忘れないうちに来年以降挑戦するための備忘録として、良かったこと、至らなかったことをまとめておきたいと思います。

  ① シューズの評価


山寺蔵王での好感触から、野辺山でもリンコン3を採用しました(よりサイズがピッタリのモノに変更はしましたが…)。


足への負荷の観点からすれば、リンコン3の採用は間違ってなかったと思います。


前半のトレイル区間を終えてからも膝の痛みは皆無。初めて膝の痛み無く後半を迎えることが出来ました。その後の馬越峠の下りも難なくクリア。


難点を言えば足の両小指の靴擦れが酷かった点。レース途中でシューズを脱いでみたら、5本指ソックスの両小指だけズレてしまってました。これがふやけた指と擦れることで深刻な靴擦れになったのは明らか。


ただこれはキネシオテープを巻くとかワセリンをたっぷり目に塗るとか対策を施せばよいだけの話で、シューズのセレクトとしては最高だったと思います。良いシューズに出会えました。


リンコン3はウルトラ本場用(野辺山、山寺蔵王)として大切に使おうと思います。
照れ


  足のメンテナンスについて


とりわけ2年前の反省(馬越峠からの下りで足の激痛に見舞われたこと)から過去記事↓のとおり、本番直前に足回りに対していくつか対策を打ちました。


要点としては


① アーチの沈み込み予防
② 内側広筋の鍼施術による補強


結論としてはいずれも正解で、前回のような下り坂での足の激痛は全くありませんでした。


そういう意味で足のフィジカル面でのケアは大成功と見て良いと思います。今後もアップダウンが厳しいコースのウルトラマラソンで採用していこうと思います。


なお①に関してインソールを導入しましたが、これに関してシューズが重量化してしまう懸念がありましたが、少なくとも前半は特に気になりませんでしたしアーチの破壊を防げた点は非常に良かったと思います。


ただ、比較的平坦となる50km過ぎについては重さを感じるようになったため、60km手前のエイドでインソールは外しました。実際にシューズが軽く感じました。


次回挑戦時も同様の対策を施そうと思います。
ニコニコ


  補給対策について


野辺山ではエイドでの給食はありますが、菓子類がメインですからコースのタフさに比して物足りなさを感じる方もあるかと思います(食べるの大好きランナー的観点ですが💦)。菓子類以外のモノは強いて言えば小海と南相木の蕎麦くらいです。


実際、後方のランナーはカロリー不足を訴える方が少なくなく(速く走れない代償と言われればそれまでですが…)、それをどう自分で補完するかが大きな課題でした。


野辺山にはコンビニもありますので予めお握りを調達しておくという手もあるにはあります。ただ、同じことを考えるランナーも多くお握り🍙は昼前には売り切れで入手困難。それに仮に入手したとしても、前日昼に購入した食品を翌日昼に食べるのは食品衛生上も難アリと言えます。


まさか炊飯器を持ち込んで朝お握りを作るのも現実的ではない…


そこで考えたのが冷凍食品の活用です。
ウインク


最近セブンイレブンを中心として冷凍食品のレパートリーが充実してきているので、それを活用しようと考えました。↓


幸い、NAOANの利用した宿は電子レンジを使えましたので冷凍食品を使って二食分の弁当を作りました。トレラン用のザックにも余裕で入りました。

一つはソース焼そば、いま一つは焼きお握り弁当(きゅうりのキムチ漬けを含む)です。カロリー的には一食400kcalくらい摂れますから、これにジェルを2~3個。エイドのお菓子を少々追加すれば十分です。


大会当日朝に加熱調理し、冷ましてからパッキングします。容器はジップロックの使い捨てのモノですから、食べ終わったら廃棄出来ます。


焼そばは35kmの稲子湯、焼きお握りは50kmの小海小学校で食べました。5分以内で摂取出来ましたし、小海では蕎麦待ち行列に巻き込まれずに済みましたから作戦としては大成功だったと思います。


それに美味しかったので戦う上で大きな戦力になってくれました✨
照れ


ただ、焼きお握りはやや食べにくいところがありましたので二食とも焼そばにするか、もう一食はパスタでもいいかな…と思いました。
ニコニコ


ウルトラマラソンでの給食不足問題のNAOAN流の解決策の一つを確立出来ました。


  腸活は難しい💦


今回はまさかの腹の不具合により想定外の苦戦を強いられました。


実はレース前日の便通が思わしくなく、飽満感があるままレース当日を迎えました。


序盤は気にならなかったのですが、走り始めると振動と重力により詰まっていたモノが下に下にと動き始めるのです。とりわけトレイルの下りで顕著になり、23kmエイドのトイレの列に並ばざるを得なくなりました。


そのあとも数度ピットインを強いられ、時間を想定外に浪費してしまいました。事前の様々な対策が吹っ飛んでしまうほどのインパクト。積み上げると実は最後の3km分程度(キロ8走行を念頭)に相当します。


それだけに口惜しい…
ショボーン


まあ、タラレバの話ですけどね(笑)。
口笛


そういえば、過去を振り返るとここ2年ほど腹具合の不具合で不調となったレースが散見されます。


遠隔地に遠征すると基本的に食生活が乱れます。加えて移動日は座ってばかりですから全く運動がない。2年前くらいから出てきてますから、これも老化現象の一つなんですかね?
チュー


可能な限り、遠征先でもすぐに飲食に行かず、軽くでいいからジョグくらいはした方が腸には良いのかもしれません。


それと日常的にお茶を頻繁に飲んでますが、移動日って水分量の確保が疎かになってしまう傾向にあります。移動日も極力意識して飲む(❌ビール)ようにしようと思います。
ウインク


お酒は脱水作用がありますから、厳しいレース直前の摂取量は気を付けないといけませんね。せめてレース前日の量は控えめにすべきかと(笑)。
てへぺろ