20180401-1 四万十川桜マラソン2018参戦記(第2編) | MY FAVORITE SPACE

20180401-1 四万十川桜マラソン2018参戦記(第2編)

今日は富士五湖をはじめ、沢山のレースが開催されますね。でも、気温は高温傾向…
皆さま体に気をつけて!
ウインク

(以下第1編からの続き)

【桜マラソンの概容】
レースの模様に入る前に、「四万十川桜マラソン」の地理的条件をご紹介いたします。昨年も紹介したところではありますが、今年は最近活用させていただいているGoogleEarthを使ってより別の角度から見ていきましょう!

まずは高知市側から四国の太平洋側を3Dで俯瞰すると以下のようになります。
高知市から四万十市に至るまでは山越えがあることが見てとれます。須崎までは比較的平坦ですが、四万十町までは山上り。四万十町から四万十市までは山を下っていくイメージですね。
実は窪川駅から先は急傾斜の山岳地帯のため、ループ線になっているんです。鉄道マニア的にはなかなか楽しい区間なんですよ♪
d(⌒ー⌒)!

「桜マラソン」のコースはいわゆる緑が濃い山間部に位置していることがわかりますね。基本的にJR予土線に沿ったコースでもあります。

次に四万十市側から俯瞰してみましょう。

比較のために「桜マラソン」の軌跡と「ウルトラマラソン」のコースイメージの両方を配置してみました。

「桜マラソン」は窪川(四万十町)を出ると、蛇行しながらゆったりと流れる四万十川に沿って上流部分を緩やかに下っていくワンウェイのコースになっています。

「ウルトラマラソン」のコースイメージは、かなり大雑把ではありますが赤い矢印で示しました。ウルトラマラソンは標高が低い四万十市を出発して標高差600mの山を駆け上り、四万十川中流部(桜マラソンのゴール地点に近い)から四万十川沿いに緩やかに下り、最終的に四万十市に戻っていくというものです。

「四万十川」を冠する両大会ですが、コース交わることはなく、全く異なると言えます。

さらに「桜マラソン」の高低図でより具体的な形状を見てみましょう。

確かに下り基調ではありますが、細かなアップダウンが多いため決して楽なコースではありません。少なくともスピードを出しまくる高速コースではないようです。
(>_<)

次にスタート地点とゴール地点の航空写真でどのような雰囲気の地域なのか見てみましょう。
まずはスタート地点のある窪川をクローズアップしてみます。

桜マラソンの舞台となる四万十町は、2006年に四万十川流域にある窪川町、大正町、十和村が合併して発足した自治体です。中でも窪川が中心的な位置づけとなっております。

スタート会場はJR窪川駅から比較的近いところにあることがお分かりいただけるかと思います。当日朝も要所にボランティアさんがいらっしゃいますので道に迷うことはないでしょう。ただ、朝はお店等は開いていませんので注意が必要です(帰りの時間帯には小学校の隣に大きなスーパーがあります)。

四万十川は山間部を大きく蛇行しながら流れる川です。コースも川の蛇行に沿うように設定されています。

ゴール地点の「ふるさと交流センター」周辺(四万十町昭和、旧・十和村の中心部です)はこんな感じになります。

ゴールしたあとは大会が準備するシャトルバスかJR予土線で窪川に戻ることになります。


ではいよいよ大会の様子をお伝えします…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【スタート前のひととき】

当日受付を済ませたのち、更衣スペースで出走準備を整えます。今年で2度目の出場となりますので慣れたものです。

開会式までは暫く時間がありますので、周辺の散策に出掛けます(小学校から駅にかけて桜を求めてブラブラと…)。

おはようございます、さくらです♪
もう桜も終盤になってしまいましたけど、四万十川上流域は辛うじて待っていてくれました。

会場周辺でひときわ華やかな桜でした…
照れ

かかしに紛れてさくらも農作業(笑)。
チュー

ボランティアさんにスタートゲートで記念写真を撮っていただきました。ありがとうございました!

さあ、開会式の時間が近づいてきましたので窪川小学校のグラウンドに戻ります。

今年も第1期カードキャプターさくらの衣装で出場します。今年は小物にも少々こだわりを…いつも持参している「封印の杖」だけでなく、クロウカード持ってきました。
そして靴についても原作設定と同じ赤系の靴(NIKEズームフライ)にしました。

まあ、オッサン顔はどうにもならんな…
てへぺろ

会場周辺をウロウロしていたところ、さくらのことを呼ぶ声が…
ヾ(・ε・。)

あ、さかなクンではありませんか♪
\(^o^)/
昨年の桜マラソン以来、四国のレースで何度かご一緒させていただきました。

先日の東京マラソンにもいらしたのですが、東京マラソンではあまりにランナーが多すぎてお会いできませんでした。お互いかなり目立つ格好をしているにもかかわらず。東京マラソン恐るべし…

暫し会話していると「やはり」といいますか、TVの取材に捕まりまして尋問を受けるのであります。改めて思うのですが、マスコミさんの質問って短いんだけど(基本的に「なぜ」の形式が多い)、返しが難しいんですよ(笑)。

なぜその仮装なのか?
→桜マラソンにかけて「さくら」を選びました

まあ、これは想定内の質問
ニヤリ

その仮装をしようとした経緯は?
→仮装ランナーになった経緯を簡単に…

この問いも段々慣れてきたのでクリア♪
口笛

CCさくらってどんな話?
→え?それをここで語れって?何で走る前にアニメの話をしなくちゃならんのだ~(笑)。
(´Д`|||)
とりあえず知っている限りのことを…
(゜Д゜≡゜Д゜)

キメのポーズをお願いします
レリーズ!

ってオッサンに何をさせるんじゃ~
(>_<)

走る前に大汗かいてしまった(笑)。
てへぺろ


取材のあと記念撮影タイム♪
ちなみに写真はいただきものです。ありがとうございました!
m(_ _)m

皆さん四国のランナーさんたちです♪
(こちらの写真もいただきものです)

それにしても単体で撮ると気づきませんでしたが、さくらちゃんデカ過ぎ…
びっくり

記念撮影をしていたり、TVの取材を受けているうちにいつしか開会式の時間となりました。

四万十町長をはじめ、来賓の方々の挨拶。そしてゲストランナーの西谷綾子さんから激励の言葉をいただきます。

町長さんの話では、最近の流れとして四万十町へのふるさと納税が増えているだけでなく、減少傾向だった人口が増加に転じてきているとのことです。大変喜ばしい傾向ですね♪
照れ

開会式が終わるとランナーはゾロゾロとスタート位置に向かいます。

仮装ランナーは安定の最後尾に位置取りいたします。まあ参加規模も1400人とロスタイムはほとんどありませんし…

と、スタート位置に就きましたが何やら定時になっても号砲は鳴りません。

はて、どうかしたかな?
キョロキョロ

どうやら救急車両がコース上を通過してこちらに向かっているとのことで一時待機することになったようです。

スタート地点に並んだランナーは一斉に道路の左右に待避します。「モーゼの十戒」のワンシーンのよう(笑)。
爆笑

結局救急車両はこちらに来ることなく途中で別の道に逸れたので影響はなかったとか…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【レースの様子】

ちょっとしたハプニングもありましたが、何事もなかったように7分遅れの9:07にスタートしました。

さくらも最後尾からスタートします。

既に陽射しは強くなっていますが、極力気温が低めな早い時間帯に距離を稼いでおきたいのでランナーがバラけてきたところで一気に加速します。

序盤はズームフライの反発力を活かしてグイグイ飛ばしていきます!
プンプン

暫くは田園風景の中を走りますが、やがて四万十川が姿を現します。

この大会、「桜マラソン」と桜をその名に冠するだけあり沿道には桜並木の区間が非常に多いんです。今年はピークが過ぎて少々残念な姿になっていますが、時折現れる桜吹雪も味があってイイものですね♪

辛うじて咲き残った桜♪
おねがい

ソメイヨシノではありませんが、別の品種の桜が時折沿道を彩ります!こちらはソメイヨシノより小振りですが濃い色をしています。
これはこれで華やかでイイですね。
(≧∇≦)b

ひとつ目の沈下橋が見えてきました
びっくり

橋の手前にはエイドがありますので少々立ち寄ります。特にイチゴが美味しかったです。

沈下橋の対岸から…
四万十川ならではの風景です。
照れ

ソメイヨシノはかなり花を落としてしまいましたが、ヤエベニシダレが満開を迎えていました。ちょっと寄り道してみます…
ε=(ノ・∀・)ツ

他のランナーの応援にいらしていた方に記念撮影をお願いいたしました。ちょっと雲が出てきて空が白くなってしまいましたが、枝振りが見事な桜でした。

去年の大会の際は冬枯れのような景色でしたが、今年は季節の移ろいが早くご覧のとおりもう新緑となっています。

道路沿いの桜並木はピークを過ぎましたが、桜前線は山の斜面を駆け上り、山肌を桜色に染め上げていきます。

ちょうどこのあたりで半分(21km)となります。序盤は暑いながらも、途中のエイドで被り水をしながら比較的軽快に飛ばしてきました。
しかしこの辺から暑さにやられて歩きが交じるようになりました。
えーん

下り基調のコースなので密かにこの大会でPB更新を狙っておりましたが、どうやら今回は無理そうです。PB更新は秋以降に持ち越しです…
ショボーン

まあ、ここは気分を切り替えてお花見を楽しみながらユル~く行きましょう♪
丁度景色が良かったので小休止します。
てへぺろ

JR予土線の鉄橋と桜
予土線の鉄橋は橋脚が美しいものが多く、とても絵になると思うんです。

暑さがさらに厳しくなる後半はいかに?

(第3編につづく)