【般若心経 関西弁超訳】 | カボチャの馬車でドリフトする方法♡

 

ウチ、観自在菩薩

ウチな、気づいてもうてん

この世は幻やって

そしたらな、すべての苦しみが吹っ飛んでん!

 

自分、舎利子くんいうのん?


あんな、この世の「ある」思てるもんの全部が実は「ない」ねん

ほんで「ない」思てるもんは全部「ある」のと一緒のことやねん

 

あるやん、おるやん

見えるやん、聞こえるやん、匂うやん、味するやん、触れるやん、感じるやん。て、思うやん?

 

ちゃうねん、舎利っち。

 

あるもんはあるやんけ!と思うもんのすべての正体は原子やねんな

原子核の周りを電子が回ってるアレな

 

詳しいことは省くけど、原子って99・9%以上空っぽやねんな

だから何にもないのと一緒やねん


あるように思うんは、電子が原子核の周りを超スピードで回りよるもんやから速すぎてスキマ全部埋まってるように感じるだけやねん

 

そんなこと言われたかてどう考えてもあるもんはあるって思うやんな

わかるでしかし

 

ほな例えばやけどな、今目の前にリンゴがあるとするやん


持つと固くて赤色してていい匂いがして食べるときサクッと音がして甘い味がして美味しいなって感じるやん


ほんでそのリンゴ完食したら消えてなくなるって思うやん

 

でもそのリンゴも正体は原子やん?

触ってる自分も正体は原子やん?

だから何もないし誰もおらんねん

 

誰もおれへんねんから美味しいなって思う自分もほんまは「ない」いうことやねん

 

食べてなくなったと思たリンゴも、おなかの中に入って吸収されたり排せつされたりしただけでほんまに消滅したわけではないやん?


リンゴだけじゃなくてこの世のすべてのものがそんな感じで姿かたち変えながら循環してってるだけやねんよ


だからあれがきれいなもんでこっちが汚いとかもないねん

全部正体はおんなじもんやねんから

 

いやでも、味わい?音わい?色わい?匂いわい?てなるやん


それらは全部自分の体の感覚器官が受け取った電気信号を脳内で五感に変換しててな


ウチらリアルに色々感じんねんけどその全てが脳内での出来事やねんな

 

脳も正体は全部原子やからやっぱり何にもないねん

 

だからな、この世界ってウチらが思てたんとだいぶちゃうかってん


色んな人がおってさ、それぞれの人生があってさ、苦しいこととかもわりとあると思てたやん?


でもな、ほんまはびっくりするぐらい何にもなかってん

 

このことわかってたらな

「なぁ~んや、そうやったんかいな」言うてめっちゃ気楽になれんねん


なんや色々苦しいこともあるわ~って思てたんもな、幻想やったんか~い!って感じや


だって自分もほんまはおれへんねんからな

 


色々雑な説明したから最後にええこと教えといたげるわ

ええ感じになれる呪文やねんけどな

 

意味とかちゃうねん、これは

唱えて音で調律する感じやで

 

なんでか言うたらさらに言うとこの世って「音のホログラム」やからやねん

原子よりもっと小さい世界のハナシな


難しい説明は聞かんでええやんか

ようわからんけどごっついええらしいわ言うて唱えとき

 

ぎゃーてーぎゃーてー はらぎゃーてー

はらそーぎゃーてー ぼじそわか

 

聞いてくれておおきに

ほな!