
豚は飛んでもただの豚?
著:涼木行
絵:白身魚
久しぶりに、正しい文章…小説よりのラノベを読んだわ(笑)
のうりんみたいに、ネタと勢いとギャグのバカラノベも…娯楽作品としては面白いけど、やっぱりそればっかじゃ良くないよな…。8:2…多くとも7:3くらいの割合じゃないと。ウケが良い…爆発力があるのは、否定できないけど。
残念なことに、最近は半分くらいがバカラノベなんじゃないか?(苦笑) あるいは、エロラノベか……。
ま、そんななか、久々にライトノベルを読んだ感じだ(笑)
文章としては、台詞が多いなー、って感じ。1ページの8割くらいは台詞。悪く言えば、台本…SSっぽい。
全体的には、まだまだ文章力は稚拙だなーって気がする。悠久展望台のカイよりは、マシかなって感じ。
ってか、ラノベ感想を書いてると、いつも思うんだけど。ワナビごときが、偉そうに批評とかしていいんかね?
ってか、ラノベに限らないけど、プラモの上手い下手とか、絵の上手い下手とか、料理の上手い下手とか、「自分はその作品になんて到底およばない」のに、それに対して「この作品(ラノベ・プラモ・絵・料理etc...)は上手くないな」なんて、言って良いんだろうか?
感想とか、レビューとか、批評とかって、だいたいそんなもんだと思うけど…「じゃあ、代わりにお前がやってみろよ」って言われたら絶対反論できないし、そんなことを偉そうに意見するのって、違和感あるんだよなぁ…。
どうなんだろ。どう思う?
さて。
全体的に、良い作品だとは思うんだ。
というか、俺が求めてる…ってか、ある意味で創りたい世界(理想)は、こういうもんだと思ってる。たぶん。
まぁ、だけども、違和感があるのは…文章の稚拙さだけではなくて、他に何かあると思うんだ。
まず、主人公が好きになりきれない。
いや、よっぽど所謂「ヘタレ型」よりは好感を持てるんだけどさ。
ってか、最近…どの主人公にも違和感あるなーって思ってたら、「恋をしてない主人公」に感情移入できないだけだった。
「主人公」のくせに「恋をしてない」なんて、理解もできない。いや、きっと俺にとって「男女の友情」というヤツが未知すぎて理解できてないからなのかもしれないけど。
ただ、「恋をしている」主人公って、竜児型みたいにシフトするタイプじゃないと、ラノベが成立しないんだよな。って、んなわけないか。裕一は、里香のために頑張ったもんな。ナオくんは、まふまふのために……あれ?彼は違うか。
ラノベって、主人公がヒロインを好きってことに気付くのが終盤なのが多い気がするんだよ。
色々あって主人公とヒロインが仲良くなって、終盤で「(俺、ヒロインのこと好きだったんだ…)」→「ヒロインっ!お前のことが大切だって!俺にとって特別な存在なんだって!俺…ようやく気づいた!! だからっ!俺はヒロインが好きだ!付き合ってくれ!」→「うん……わたしも。ずっと、まってた///」的なの多いだろ? 最初っからヒロインのことが好きだって自覚してて、そのために主人公が行動してる作品って少ないよな…。
あと、やっぱ…男キャラ少なすぎ。
元々、登場人物が多い作品ではないし、主人公の設定を考えると、まぁ分かるんだけど……それにしたって、急に女の子の知り合いが降って湧いたようにしか思えないもんな。
作品的には、澪(仮名)がヒロインと思わせつつ、唯(仮名)がヒロインでしたー、な展開にしたいのかな…?
まぁ、嫌いな締め方じゃないけど…それにしたって、続刊を意識しすぎてるよなぁ。ラノベの1巻ってのはなァ……って、ホントに続刊してんのかよ。
流石というか、なんというか。
挿絵のレベルは半端ないわ。
ラノベによくある、表紙や口絵は良いのに挿絵は残念…みたいな、そんなことはなかった。
挿絵でも、表情は崩れてないし、小物や背景もしっかり描き込んでる。
いやー、続刊してるなら読み続けたいな。
さーて、次はJK店長か。ココロコネクトか。若干、JK店長の方に傾いてるかな(笑)