いつかのように。なに、たいしたことじゃない。俺がまだモラトリアムの真っ只中にいた頃──あの冬の日のように、ただ偉そうな文章を書きたくなっただけだ。それは、ただ久しぶりに触れた文学に影響されただけかもしれないし、ただ暇を潰すための遊びかもしれない。とにかく、俺はそんな理由でこうして書くことにした。幸福な、あるいは憂鬱な日曜日の昼下がり。

特に方向性は定まっていない。ただ、思いついたように綴っていこうと思う。しばしお付き合いいただければ幸いだ。

不思議なことが一つある。何が不思議かはよく分からないが、とにかく不思議なんだ。
俺はかねてより「日常」というファクターを非常に愛でている。俺がよく口にする「日常こそが最大の宝物」などの言葉が示すように、俺は多くのフィクションに日常を求める。娯楽に、常にリアリティを求める。

だが、最近感じてきているのだか…こと文学に関して言えば、ある意味で究極のリアリティ、究極の日常ともいえる現代小説に何かしらの違和感を覚えいる。
おかしな話だ。常に、「日常こそが正義」という主張を繰り返している俺が、それを受け入れられないわけがないのだ。別に、その文体に拒絶反応を示しているわけではない。「ライトノベルよ崇高たれ」というスローガンのもと、俺は色々な批判をしてきた。ライトだからといって、文体を砕きすぎる必要はないのだと常々おもっている。ライトを冠することは、日本語を崩していい免罪符ではないとも思っている。
数多くの名作のように、一般的に文学と言われる「旧日本文学」を読みづらいと思うのは当然だと思う。30年前40年前の小説の表現に違和感を感じても仕方ないと思う。実際、「時をかける少女」の原作を読んだときは、会話文に違和感を感じ登場人物に親しめなかった。それは現実かもしれないが、今を生きる現代とは違うのだから、現在とは乖離が生じるのだろう。それらをリアリティだと感じられないことはあるだろう。
だが、現代小説は違う。その名の通り、これこそが現代であり、現在であり、今である。そして揺るぎない現実である。そのリアルを受け入れられないなんて、それは主義主張が歪んでいるではないか。

だが、実は答えは出ている。かの方程式のように、解は2つ。解なしではない。

1つ目は簡単だ。俺が本当は、文学なんて小説なんて好きではないということ。実際に求めているのは、「日常系」であって、日常ではないということ。そこには愛すべきキャラクターがいて、甘く優しい世界があって、だれも裏切らないという事実。
砕いて言えば、「サブカルチャーが好きなだけ」という真理。一次元としての現代小説とライトノベルを同じものとせずに、現代小説を三次元的世界、ライトノベルを二次元的世界と分類したときの「二次元的世界」が好きなだけではないかということ。
まぁ、否定しなくもない。それを100%肯定する気もないが、まったく違うともいえないだろう。だが、実際として物語としては現代小説も十分に面白いと思うし…崇高だと思う。形式という面では、ライトノベルも早く洗練を重ね、現代小説のような文章として素晴らしいものに近づいてほしいと願っている。
実際に、橋本紡の「流れ星が消えないうちに」は面白いと感じたし、このくらいしっかりした文体で電撃の方にも執筆してくれればいいのにとも思う。
だから、二次元的世界を求めているという事実を否定はしないが、文学や小説が好きだという事実も否定したくない。実際に、国語の教科書に載っていた作品を読むのは好きだったし、本を読みたいという衝動も嘘ではない。

2つ目の理由は主にスタンスによるものだ。
いったいなぜ、ライトノベルはよくて現代小説はだめなのか。二次元的世界と三次元的世界を隔てているものはなんなのか。そこに鍵があると思う。何も理由がなく違和感を感じているわけではない。理由はある。
現実的すぎるものは、なぜか気分が悪くなる。
俺の世界は、高校生かあるいは中学生で止まっている。つまり子供の世界のままなんだ。
愛なんてなくていい。恋だけで十分だ。
ティーンエイジャーの世界が一番いい。一緒にいるだけで幸せなんて、そんな子供のような、甘い世界がいい。毎日の小さなことで一喜一憂できるような、そんな純粋な日常を。
ああそうか。問題は次元じゃなく時代だったのか。


1時間くらいかけてこの文章を書いてるけど…いい加減に飽きてきたな(笑) 最初言いたかったこととなんか微妙にズレてきてるし…そもそも、何が言いたかったかなんて忘れちゃったんだけど。
まとまってないけど、まとめる気もないし、まとまる気もしないのでこの辺で終わっときます。消そうかとも思ったけど、まぁそれではあまりに不憫なので。

多分、数時間後に書かれるであろう日記には、「もうちょい日常的なのも読みたい」とか、あれ?な文章も載るだろうけど、まぁ笑って見逃してください。これも暇潰しの趣味でありますが故…主義も主張もコロコロかわります(笑)