眼鏡の呪い(笑) | ティータイム心和むクラシック音楽を聴きませんか

眼鏡の呪い(笑)

私は眼鏡をかけるようになってはや45年くらいになりますが、未だにこんなことはなかったという偶然?、眼鏡の呪い?みたいなことがありました。

この前の土曜日は予定をかなり変えて身辺整理を余儀なくされ、いつもさえぐちゃぐちゃな部屋が更にゴミ屋敷みたいになりながら、夜中にうとうと寝落ちしたようです。そして、まさに日曜日の午前2時か3時かさえも分かりませんが、目が覚めてふと頭を起こそうとした時に右耳に今まで感じたことのない激痛に思わず「痛い」と喚いてしまいました。何が起こったか呑み込めないまま右耳に手をやると、なんと眼鏡のフレームが右耳に入って中の肉をえぐって膿みたいな液、その後に血が出てきました。耳鳴りがして霧のような紙を通したようにしか聞こえない状態で、鼓膜が破れたかもしれないと悟り、少しずつ耳からザーザー音が混じり、音楽人生終わったと感じました。

すっかり目が覚めて(笑)、また身辺整理作業を始めました。意外に身体に影響はなかったですが、耳はどんどん遠くなるばかり。日曜日は作業があまり捗らず、ディスクユニオンにLPの買取依頼に行きながら、待ち時間にカレーを食べていると顎の咀嚼音がそのまま耳に響く感じでとても音楽どころではない。早めにユニオンに戻って音楽を聴いてもモワーッとぼんやりした感じで、そう言えばむしろ今持っているLPを全部売ったら当面の生活資金になるかなどほとんど諦めモードでした。

で、今日台東区の耳鼻咽喉科を検索して電話で問い合わせしたら一時間程度待つと言われましたが、意を決して受診しに行きました。で、診察待ちの間にかなり精神的に落ち着いたのか、診察室に呼ばれた時はかなり痛みも収まり?、もしかしたらそれほどでもないかもと感じながら先生に説明しました。先生には耳カメラで内部を確認頂き、鼓膜は破れていないとのこと(笑)。安心しました。ただ、かなり肉がえぐれて真っ赤なかさぶたがたくさんありました。剥がすとまた出血するので外に近いかさぶただけ除去してもらい、バイ菌防止の耳薬を処方してもらいました。とりあえず音楽生活は続けられそうです。やれやれ。まあ、お金がないからどっちもどっちですが(笑)。

今はほとんど回復しました(笑)。日曜日の朝にネット検索していて、鼓膜は破れても意外に回復力があるようなことが書いてありましたが、人間の回復能力の高さをしみじみと感じます。もう余命?を通り越して、かえって図々しくどこまで生き延びるか楽しくなってきました。まあ、わざわざ殺しには来ないでくださいね☺️