マタチッチのベートーベン第九 | ティータイム心和むクラシック音楽を聴きませんか

マタチッチのベートーベン第九

こんばんは。今日はマタチッチの指揮でN響の演奏のベートーベンの第九です。最近発売された66年の年末のCDです。第一楽章から緊張感に溢れた演奏です。第三楽章はマタチッチらしいというか少しそっけない感じがしますね。美しさを強調していません。歓喜の歌の第四楽章はテンポも比較的早く進みます。バリトンは見得を切ったりしているところは少し微笑ましい感じもしますね。合唱のフェルマータも引っ張る引っ張る。しかしその後は比較的冷静に演奏が続きます。敬虔な趣もします。最後のコーダでは打楽器が大活躍します。ティンパニやシンバルがすさまじいまでの追い込みです。ちょっとやりすぎな感じもしますが、打楽器は演奏の骨組みとなる重要なパートだと思います。こういう演奏が今求められているように思えてなりません。音楽は決して技術だけでは感動をもたらさないのです。このCDは是非聴いてみてください。