皆さん、こんにちは!


今回は、ワクチンの

3回目ブースター接種について


オミクロン株に対しての

重症化 予防効果


が どの程度あるのか を

考察してみたい と思います。


なお、これは公的なデータに基づく

一個人の 考察 と 意見 であり

ブースター接種を 一律に否定するもの

では ありません。


有効性による ベネフィットが

3回目の重い副反応 、という

リスクを上回るのか


判断材料の1つとして

ご活用頂ければ幸いです。


本題の前に 少し関連して・・・


数日前のもの なんですが

気になる ニュースが あったので

シェアさせて頂きます。


コロナに 感染したけれど


ワクチンを2回 接種済み、

症状も 軽かった


という理由で

自宅療養と なっていた方が

亡くなっていた そうです。


基礎疾患も あり

死因が コロナかどうかは 不明


とのこと ですが。


(コロナ死と カウントされますけどね)


私が 気になったのは


なぜ、重症化 予防の

ワクチンを 打っているのに


同じく 重症化予防が目的の

中和抗体薬 を 投与されたのか


ということ です。


薬の治験は、未接種者を対象に

行われたもの でしょうから


ワクチン ✕ 中和抗体薬 の

安全性が認めれれているのか


という疑問も ありますし


そもそも


ワクチン を打っていても

中和抗体薬 を投与する


ということ は


ワクチンに

重症化 予防効果が ないよ


と 言っている ようなもの です。


なんて ことを 言うと


推進派の方は きっと

こう言うと思います。


時間が経つと ワクチンの効果が

切れてしまうからだ。


3回目をブースター接種すれば

重症化予防 効果は 上がる。


と。


果たして

それは 本当なんでしょうか。


以下、イギリスの公式データ を

見ていきます。


Dose3 = 3回目接種率を
年代別に表したグラフです。


小さくて 見にくい ので
部分的に 拡大して
一部、凡例(年齢)も 書き入れてみました↓


年齢が 書いて いないもの も、
接種率が高いものから
5歳ずつ下がっていく(20代まで)
と思ってください。

10代以下は、
もう少し細かく 分かれています。

50代 は 70%、
60代 は 80%

を 超えていて

70歳以上 に至っては
なんと90%超です。

高齢者の ほとんど が
ブースターを終えていますね。

と いうことで

もし本当に、ブースターによって
重症化 や 死亡 が防げるのであれば

イギリスでは 高齢者の
重症者 や 死者者 を
かなり減らしてくれているはずだ
と 考えられますよね。

では、次に

2021年 最終週 ~ 2022年 第1週
の 感染者の データを見ていきます。

まず、入院に至った方の
年代別、接種 回数別のデータです。


接種歴 不明 や 1回だけ接種 など
ちょっと情報が 多めなので

年齢(左)   未接種(中) と 2回接種済み(右)
だけ 抜粋しますね。

60歳 以上 に ついては
2回接種済み = 3回目も ほぼ接種済み
と考えて良いと思います。


Under18 (18歳未満) について は

接種対象外 の12歳未満や
2回接種率が5%程度の 15歳未満
を多く含んでいるので
ちょっと例外に なりますが

それ以外は

どの年代も2回接種済み の方が
多くなって います。

しかも

ブースターの進んだ年代 ほど
未接種よりも接種済みの割合が
多くなっていきます。

↓こちらは 死亡者数です。

やはり

接種率が 高いほど
そして、ブースターが進んだ年代 ほど
圧倒的に 接種済みの 割合が
増えていく ことが分かります。

これを言うと

ほとんどが 接種者なんだから
接種済みの方が
重症者や死亡者が多くなるのは当然だ

と言う 推進派も います。

が、そもそも

重症者や死亡者を 減らすことを
目的として ブースターを
推進しているのに

ほとんど 減らせていない
ことが 大きな問題なのです。

本当に効果の高いワクチンなら

接種率が 上がったからと言って
重症者や死亡者は 増えないはずです。

ワクチンを接種する人は

高齢だから 仕方がない?
基礎疾患が あるから 仕方がない?

いいえ

高齢者 や 基礎疾患のある方は
重症化を防ぐために
3回目の ワクチンを接種しましょう

と言っているんですから

打ったら
重症化しないで くれない と
意味が ないと思いませんか。

3回目を打っても
重症化する方は たくさん います。

3回目を打っても
亡くなる方は たくさん います。

これが、オミクロン株に対する
ワクチンの有効性です。


3回目の追加接種は、
本当に リスクを上回る
ベネフィットがあるのでしょうか。

一人ひとりが しっかり考え
後悔のない選択を できますように。