皆さん、こんばんは!
今日も1日お疲れさまでした。

気づけば12月、なんですね。
朝晩の冷え込みが強くなってきました。

より、体調管理に
気をつけていきましょう\(^^)/

本日、2回目の投稿です。
1回目は こちら  から。

今回は まず、とある医師による
ツイートをご紹介します。 

かつては

ワクチンの有効性を信じて
接種を推奨して来られた方ですが

今は、そのことを後悔され、
科学的知見に基づく
貴重なリスク情報を
発信してくださっています。

 

コロナワクチンの副反応として
心筋炎 が あることを
ご存知の方は 多いと思います。

診断基準の1つに
血液検査で分かる
トロポニン 値の上昇が あるのですが

この医師は

トロポニン だけでは
狭心症 を疑われてしまうなど
正しい診断ができない。
造影剤を使った心臓MRIを。

と訴えています。

心筋炎は、心不全、不整脈に
つながる とても怖い病気ですし

心筋炎の見過ごしは
本当に危険だと思います。


強い圧迫感を感じる
胸の痛みには、特に要注意です。

これと関連して

トロポニンが あまり
上昇しなかった心筋炎
の症例をご紹介します。

【参照】
第72回(11/12)副反応検討部会
資料2-2-3-1 症例No.15069



患者は、59歳の男性。

基礎疾患、服薬中の薬は なし。

9/17
ワクチン接種を受けた(2回目)

9/22 (接種5日後) 

就寝時、突然
激しい イビキ様の呼吸
を認め、声掛け反応なく
救急要請された。 
 
救急接触時、
脈なく、心肺蘇生 開始。 

心室細動が確認され
6 回 DC(除細動器) 施行し、
心肺再開を得て報告院へ搬送。

心臓カテーテル検査施行されたが、
有意狭窄はなかった。 

造影結果より
何かしらの要因による
心筋 由来の心室細動が疑われた。

10/5 (接種18 日後)

心臓ペースメーカー
の植込み実施。

事象の転帰は、未回復であった。

報告 薬剤師は
事象を重篤と分類し、
事象と ワクチンとの関連あり
と評価し、以下のとおりコメント。
 
患者の過去歴より
心臓に関する指摘は
これまで ないこと

検査所見では
冠動脈に有意狭窄は ないこと

心筋炎としては
心筋マーカーの上昇が
ごくわずかで典型的ではなかった。

しかし

ワクチン接種による
心筋炎が疑われた。



心筋マーカーで
トロポニンの上昇が
ごく わずかしか
認められなくても

狭窄がないことから
狭心症 や 心筋梗塞などではなく
心筋炎が疑われました。

これが例えば

胸の痛みを訴えて受診し
血液検査をしたけれど
心筋炎とは言えない、と言われ

帰宅後に心肺停止でもしたら
悔やんでも悔やみきれないですよね。

心筋炎に限らず
副反応で苦しんでいる方々に
本当に必要な検査が施され
適切な診断と治療を受けられますように。

カテゴリ再編し
心筋炎 に関する記事をまとめました↓


その他、副反応症例は こちらから↓

妊婦さんや母乳を介した赤ちゃん
の副反応なども、まとめています↓