今日、自分の人生を左右するニュースが報じられました。

果たして良いことなのか、それとも逆なのか。

それは、今のところわかりません。

しかし、競争が増えることは必死。

ですが、逆に自分の力を試す絶好の機会。

それが今は楽しみにも思えます。








吹け、滅びの風!!

地元から、東京へ行く長い長い時間。

暇つぶしにと寄った小田原駅の三省堂書店で見つけたのがこの本でした。

粗方、年末に楽しみにしていた本は読みつくしてしまっていたのでお目当てもなく歩いていたらこの売り文句が飛び込んできました。

『男たちなど滅びてしまえ。吹け、滅びの風!』

それを見て純粋に笑ってしまった。

気づいたら中身も確かめもせず、その売り文句だけでレジに並んでいました。



内容はというと・・・・・

意図的に、美しく美しく世界を表現しようとしているのが印象的でした。

汚濁を一切排除した静謐の中に幾重にも薄い布で物語の核を包んでいる。そんな雰囲気すら感じました。

めまぐるしく視点が変化するのに、それに一切の無駄がないのも最近読んだ中ではベスト。

察しの良い人はすぐに『物語の核』が何であるかわかるだろうけど、深く考えず物語に身を委ねた方が楽しめる作品かな。と思います。


まぁ、いろんなへんてこなことを書きましたが12月に読んだ中では一番でした



大分前の話ですが、テレビを見ていたらこんなものが流れていました。

『アメリカ人に聞く、日本のもっとも影響力の強い政党!』





3位:民主党。






2位:自由民主党。






そして、栄えある1位はなんと・・・・・





1位:共和党。






これを見たとき、なんて皮肉なんだろうと思いました。

番組では、純粋に間違えたのかそれとも故意にこのようになったのかは言ってませんでした。

ただ、やはり日本はアメリカの属国に見られてるのも事実かな。と思いました。
カンブリア宮殿 を見た。

先週からずっと楽しみにしてた番組。

が・・・・!前の番組が延長して途中で録画が切れてた!

すげー、ショック!!


今回のゲストは、ホンダの福井社長。

前の稲盛さんの時も非常に楽しみにしていたが、今回も期待して見させていただいた。

やはり、ホンダの最大の魅力は総一郎氏の時代から脈々と受け継がれるその社風にあるんじゃないかと思う。

数々の名言や言動を歴史に刻んできた経営者。

総一郎氏の本は、好んで読んできたが色あせないその言動に非常に感銘を受けてきた。

それが、福井さんの代までその思想が受け継がれていることに非常に驚かせれた。

まさに、ビジョナリーカンパニー としての要件をすべて満たす企業ではないだろうか。

でも、たしかビジョナリーカンパニーの方にはFordが載ってた気がするが・・・・

栄枯盛衰の激しい現代において、まさに社会の中に生きる企業のお手本を見せていただいた。


最後に、番組中に非常に心を揺さぶられた言葉があった。

それは、福井社長が入社する社員に向けた言葉であった。

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入社してホンダウェイを学ぶのもいい。

しかし、君達が何かを持ってくる。

何かをしなければ明日のホンダはない。


ホンダを変えることに自分たちの価値がある。

ホンダのために働くと考えること自体すでにホンダウェイではない。


人が何のために働くかかと言うと

会社のためではない。

自分のために働くのだ。

それは、いつの時代も世界中どこでも共通だ。
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この言葉は、至極平凡でまっとうな言葉である。

しかし、いつの間にか失念し見失いがちな本質でもある。

何のために働くか。

働く意味とは。

社会の中の自分とは。

ひどく短いその言葉の中に、それらのことを私は深く考えさせられた。
日本のサービス業の、柔軟性には一度は辟易したことはないだろうか?

まったく、顧客の論理にのっとらず会社側の論理を押し付ける。

それが、一度競争にさらされると露見する脆弱さの源になっていると思う。

今回、朝鮮日報にこのような記事が載っていた。

『臨機応変が通用しない「規則の国」日本』

記事の内容は、見てもらうとして。まさに指摘されても仕方がないことである。

小手先の侘びなどは、なんら顧客のためにならないことを学ばなければならないのではないだろうか。

そうでなければ、この競争の激しい時代において取り残さされることは間違いはないのだから。




だが、これは国内のサービス産業に限った話ではない。

flexibilityと言う事なら、おそらくもっとも柔軟性にとんだ国家である米国にも言える。

現在、米国の自動車産業は瀕死である。

かつては、世界を席巻し富の象徴として見られていた米国車は今や片鱗さえない。

GMやFORDの債権はジャンクポンド扱い。

GMに至ってはカーコチアン氏が保有しているのが唯一の購買理由だとウォール街の人々に言われている。

そのカーコリアン氏さえ出資比率を下げたのである。

これらの競争力低下の要因は、様々な理由が言われている。

大型車に依存しすぎたとかレガシーコストが多すぎるとか。

もっと大勢を占めているのが「売れる車」がないということ。

これらのように、非常に様々な問題を指摘されている。

しかし、私はこれらの問題が現況ではないと考えている。

例えば、小型車の例を挙げるのならばGMもFORDもしっかり売れる車を持っている点である。

GMは韓国のGM大宇で非常に競争力のある小型車を作っているし(実際、中国では販売台数では日本メーカーを上回っている)

FORDも欧州では、ちゃんと競争力のある車を作っている。

何よりもいえるのが90年代まで両社とも買収を加速させたことにより車種は豊かなのである。

では、なぜこのような状態になったか。

それは、組織としてflexibilityを失ったからではないだろうか。

各ブランドがお互いの足をひっぱりあったり。

トヨタのように現場を知るものの意見が反映されないなど。

顧客の側に立った、柔軟性が組織に欠如し始めたのが理由だと思う。

競争に対する免疫力を失い、終始自身の利益の保全に走ったことが米国の自動車産業の弱さである。

翻って、日本の自動車産業はその点は非常に優秀であるといえる。

しかし、他はどうであろうか。

サービス産業をはじめ様々な業界が、このflexibilityを失っているように思う。

今後、人口も減り始め益々競争は激しくなるだろう。

その時、企業や個人のもっとも源泉となる競争力はひょっとしたらこのflexibilityなのかも知れない。











図書カード
クーリエ・ジャポンの読者プレゼントが当たった。

こういうの、小さい頃にはよく当たってたんだけど今はさっぱり。

久しぶりに、こういうのに当たりました。
もっとも自分の中で恐れるべきは「驕り」なのかもしれない。

何かを頑張って。

何かを悟った気になったとしても。

それは、決して形としてあるものではないから。

人と人を決定付ける明確な指標は存在はしない。



アルバイトの子の堕落した生き方を聞いたり見たりして、あいつはだめだと思った自分がいた。

でも、考えてみればどこにも「駄目」なんてものは存在しない。

アルバイトでやる気を失っている人も、どこかで輝いてるかもしれない。

その人、それぞれが自分の「生きるということ」に意味を見出せばいいのだから。


それを、上からモノを見るのは「驕り」以外の何者でもない。

奢れる者は久しからず。

いつかは、足元をすくわれるかもしれない。


日経ビジネスのメール版でこんな記事が送られてきました。

それは、ルノー&日産の提携交渉をまじかで見てきた記者の記事でした。

その中に、このようなことが載っていました。


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「来月から日本に行く我々に、アナタから何かひとつアドバイスをもらいたい」

 しばらく考えてから、私はこう言いました。

 「日産の役員の出身大学を見てください。ほとんどが東京大学です。彼らの同級生は、官僚や銀行員になっている。彼らの目的は大企業で偉くなることであり、作るのは別に自動車でなくても、半導体や金融商品でも構わないのです。そんな人々が経営している会社の車が、車を愛する人々に受け入れられると思いますか? 日産の最大の欠点は経営陣の中にカーガイ(自動車大好き人間)がいないことです」


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私が、現在通っている大学は東大でも、ましてそれに順ずる高学歴な大学でもない。


だが、そこに書かれているようにどんな企業でもいい。出世してやろうという思いが強かったことに愕然とした。

自身の選んだ道に、今は自ら選んで良かった、と思える根拠はある。

しかし、自身が成長の速度をもっとも高い位置で行えると感じたから選んだこともまた事実である。



この間、とあるベンチャー企業の社長と話したときのことだ。

その方は、学生ベンチャーとして会社を立ち上げた方だ。

その方、曰く。

「大企業で働くことは、悪いことではない。むしろ良いことでもあるのかもしれない。」

「だが、大企業に入るならば、どんな会社であろうと絶対に社長を目指し出世することが大切なように思う。」

そう、言われていた。


人それぞれ様々な考え方もあるだろう。

企業人として、出世を志すことは悪ではない。

むしろ、目指すべき目標であろう。

だが、日産が犯した過ちを知りながら、同じことを犯しては愚の骨頂である。

自身は、果たしてどちらに転ぶだろうか。

カーガイのような企業人であるか。

また、出世欲におぼれた企業人となるか。

はたまた、蚊帳の外で見上げるだけか。

だが、唯一いることは蚊帳の外にいては話にならないということだ。

せめて、意見を具現化できる立場でありたい。

そのための道は険しい。




今回の原文は、日経ビジネスです。
よかったら、より詳しく書いてあるのでご覧になって下さい。
Jインパクト~新聞に書けなかった本当の話~  


courrier japon


欠かさず、読むようにしている雑誌の中に、『クーリエ・ジャポン』という雑誌があります。

この雑誌、元はフランスで販売されていたものを日本版として売り出しているもの。

内容はというと、「日本人が読むと思わないで書かれた、世界中の新聞や雑誌を翻訳して紹介」してる本です。

日本にいながら、世界中の考え方を知ることができる。しかも翻訳せずにすむところがいいですね。

普段、TIMEやfainancial times、NEWSWEEKと言った主に、先進国&欧米の主要紙しか読んでこなかった自分としては非常に新鮮でした。

アジアの新聞からイスラエル、はたまたエジプトの新聞まで引用してくる。

その中には、自分の既成概念を崩されるような論評が書かれていることもあります。

事象はひとつしかないのに、様々な思いや考え方が世界には交錯していることを改めて思い直される。

多種多様な差異が、そこには存在して非常に考えされる雑誌です。

よかったら、是非一度読んでみて下さい。
d903

ようやくケータイ変えました。

前のケータイはホント電池が持たなかったんで機種変です。

さすがに、新しい機種は電池の持ちがぜんぜん違いますね。

でも、OSがシンビアンになってるのでまったく使いこなせてません。

うーん、せっかく新しい機種なのにこれじゃ意味なしですね。