小説のふぁっとさん【仮】のブログ -2ページ目

小説のふぁっとさん【仮】のブログ

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キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

『ふぅ、1時間目が終わったな、早速とどめを刺しにいこう』

『なぁ、白鳥』
『なに?近づかないでくれるかしら』
(この態度!この気持ちは本物らしいな。)

この厳しい返しにも動じず海斗は話をつづける。

『お前、よく本読んでるけど本すきなのか?』
(よし、さりげない質問といつも見てた&興味を持ったアピール成功!)

『は?いきなり何なの、きもいんだけど』
『きもいって何だよ?ひどくね』
(けっこう手ごわいな・・・)

『だいたい、いきなり人に本好き?だなんて、何男の分際で私に口きいてんのよ』
『べ、、別にいいだろ。てか本が好きか嫌いか答えろよ』

『はいはい、好きよ。それで?』

白鳥は海斗をまったく寄せ付けず、さらに軽蔑すらしているように回りからは見えただろう。
しかしこんなことを言われてなお海斗は妄想を加速させる

『俺も好きなんだよ、本。最近は小説とかよく読むんだけどさ、良ければ今度一緒に本屋に行かない?』
(さりげないデートへの誘い、これは断れねぇだろ!)

勝った!彼はそう思っただろう、しかし彼女から帰ってきた言葉は彼の予想の斜め上をいっていた

『何で一緒に行かなきゃ行けないのよ。きもいわよ、早く死んだら?』
『おいおい、ひど過ぎだろ』
(あれ?なにかミスったか?)

『あら、もう2時間目始まるわよ。さっさと自分の席に戻ったら、クズ男』
『あぁ、そうするよ・・・』

その日はもう白鳥に話しかけることはなく、一日が終わりを迎えた