昨日に引き続きマニアック機材話。
アメリカ産まれ、日本人の職人によるハンドメイドのドラムメーカーです。
あたしのモデルはこちら。
Ema's Spiral Kit
特徴は日本人ならではの各部の美しいフィニッシュとオールラウンドに使えるアメリカンな抜けの良いサウンド。
手にとって見れば分かりますが、ほんとに綺麗です。カバリングの繋ぎ目も分からないほど。
こちらはオークとウォルナットのカバリング使ってます。
ちなみに師匠の大久保重樹氏が使ってるモデルはこんな感じのカバリング。
Ohkubo Jelly Beans Spiral Kit
ド派手。笑
んで、こんなハイブリッドなモデルも。
こういった特殊なカバリングのモデルはBig-Gシリーズといって、同じデザインのモデルが存在しません。世界に一台のオーダーメイドになります。正確に言うと、似たようなのは作れるのですがその時々によって仕入れる材料が違うためまるっきり同じものが作れないそう。
この辺もハンドメイドならでは、といったとこでしょうか。
もう一つのシリーズがsmall-gシリーズ。
Gと比べてとてもシンプル。
値段も下がります、が音のクオリティはGと全く一緒です。
前述しましたが音色が豊かでオールラウンドに使えるため、やってる音楽ジャンルが様々な方にすごくオススメです。もちろん初めてのマイスネアとかにも。
ちなみに使ってるキットのサイズはこちら。
BD 20x15"
FT 16x15"
TT 12x8.5"
TT 10x7.5"
SD 14x5"
キックもハイタムも通常より小さめ(身体に合わせて)で作ったのですが、ワンサイズかツーサイズぐらい上なんじゃないか、ってぐらいの豊かな低音。フロアなんか、14で良かったんじゃないかって思ってます。
レコーディングでもエンジニアさん納得のサウンドを出してくれるかと。
スネアはラディック400、キットはDWのような派手さとGretschのUSA CUSTUMみたいな暖かさと上品さを合わせたみたいなイメージかな。
音を言葉で表現出来ない、ってのはもどかしいですね。
そんな感じで、これ以上ないってぐらい気に入ってるGaai Drumsです。作ってもらってほんとに良かった。
すっかりドラマーしか分からない話になってしまいすみません。満足してます。
ではまた。