さーさー、大変遅くなりましたが、いよいよ披露宴ルポ③ 最終章です。
前回の最後のほうダブりますが、まずはカヴァティーナ演奏のところから。
この曲はクラシックギタリストの中ではとっても有名な曲。そうじゃなくても聴いたことある人いるかもね。
もともとはクラシックギターの独奏曲で、自分のレパートリーに入ってるんだけど、2人でコンサートに出演(たまに、地域の音楽イベントなんかに頼まれたら参加してるのです)するときは、メロディをマンドリンで、伴奏をギターで分けて演奏してるのです。
イメージしやすいように、リンクを貼っておきました。→コチラ
今回は、最初はギターソロで演奏し、Aメロ(っていうの?)が終わると、もう一回同じとこをマンドリンが合流して繰り返し。で、途中、低音部分がメロディになる間奏部分があるんですが、そこはギターもメロディを弾いて…、というふうに、まぁ簡単に言うといろいろと自分たちなりに工夫して演奏したのです。
最初は緊張して指が少し震えたけど、弾いてるうちに、自分の音に入っちゃうっていうか、どうすればやわらかくて厚みのある音出せるかなぁって集中してるうちに終わっちゃいました。何度も間違えて一瞬ギターが止まったりもしたけど、まぁそれもご愛嬌。
「楽譜どおりです」って言い張っとけばいいの。
終了し、惜しみない拍手。
「アンコール」って声もあったけど。念のため用意しといたけど。山口百恵の「いい日旅立ち」。
でも、まぁ今回はアンコールはなし。
さぁ、キャンドルサービスですが、
こちらは簡単につかなかったり(ぬらしたりして小細工してるんだろーけど…)して手間取りましたが、なんとか終了。最後のテーブルのときに妻を見ると、
あれ?感極まった表情・・・
そして、キャンドルの最後。
普通なら、ハート型に並べたキャンドルに点火して、最後に大きいキャンドルに点火して…ってことをやるんですが。
今回ぼくらが特別に用意したのは「ドミノキャンドル」というやつ。
これはですねぇ、すぐれもので、小さなキャンドルが50センチ四方の板のようなものに並んでるんですが、一番下の部分に点火すると、ばーっと全部に一旦ついてから、ある部分が残って、「寿」とか「♡」とかが浮かび上がるヤツなの。
で、ぼくらは音楽好きですから、特別にあるものをお願いしたのです。
それは「∮」ト音記号!!
すごいキレイに浮かび上がって、思い出になりました!!
ちなみに妻はぐちょぐちょです。マスカラは大変なことに。
そして、高砂の席について、ステージを見ると、2人の両親が。そしてそして、畳み掛けるように、妻から妻の両親への手紙。妻はもうスタートから。・゚・(ノД`)・゚・。
そしてそれが終了すると、これはボクが絶対やりたいっていったこと。
生まれたときとおんなじ体重のテディベアを母親にプレゼントすること。
2人でテディベア持って一歩一歩両親に近づく。
このときがボクの最高潮。もう母親を見られない。だって、見たら泣いちゃうもの。絶対。
だから、ボクは下を向いたままでテディベアを母親に。
そしたらね。
母親がね。
言ったのです。
「わぁ、こんなに重かったんだねぇ」。
・・・・・・
もう何も言えなかったよ。
本当は目を見て「ありがとう」って言えばよかったってあとから思ったけど、でもそれを言ったら、せきを切ったようにボクは泣いたと思うよ。
だからこれでよかった。
そして、父親へ花束。
父は自分にとって、ずっと強いかなわない存在。だから、なおさら父が泣くところも見たくない。だから、こちらも見なかった。
だから、父が泣いていたかもわからない。
そして、父の挨拶。
父の声は震えていたけど、泣いてたのかな。それとも緊張かな。
もう、このときには「父の挨拶が終わったら、新郎のあいさつ」ってのが頭にあって、泣く気持ちはおさまってた。
そして、ボクの挨拶。
前日に考えたのは3割程度。
おおよその骨子を決めて、あとは披露宴で感じたことを話そうと決めていたから。
なので、自分の気持ちを上手く整理して、驚くほど落ち着いて話ができたよ。
最後、心残りなのは、考えていたプランをひとつ実現させなかったこと。
本当は、最後はマイクをはずして、自分の声で
「幸せになることを誓います!」
って言おうと思ってたのです。でも、直前でおじけずいてしまって。
そして、最後はみんなから胴上げしてもらったりして、終了。
本当に本当にあっという間の披露宴。楽しかった。
写真は出来上がったら、アップしますね。
こんなに長くだらだらと文章書いてきましたが、最後まで読んでくださった方々ありがとうございました!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚:.。+゚