ちっちゃい頃は、卓球の天才少女現る的な感じで、ワイドショーやバライティー番組なんかにもよく出ていた。
中では必ず卓球のシーンがあるわけだが、負けるたびに泣きべそをかく愛ちゃんをよく覚えている。
今まで彼女ほどその小さい頃からの歩みを広く国民に知られたアスリートはいないんじゃないかな。みんなの娘だったり妹だったり親戚の娘さんだったりしてきたんだろうなぁ。
そんな愛ちゃんがリオオリンピックの舞台で輝きを放っている。
今まで抜きがたくあった泣き虫愛ちゃんのイメージとは違い、なんだか顔つきもシャープでキリッとしてて、頼もしく感じる。
そして準々決勝までなんと1ゲームも落とさずついにベスト4まで勝ち進んだ。
テレビで準々決勝の試合を見たけど、ロンドンの銅メダリストを翻弄し、相手も完全にお手上げ状態。
今や過去最高の愛ちゃんだったが、そんな彼女をもってしても、ロンドン金メダリスト李暁霞の壁は厚く高かった。なすすべなく敗れた。1ゲームも取れなかった。
それでも結果が示すほどの差はないと思う。ただ、愛ちゃんが決めにいったところを彼女は悉くその上を行った。必殺技が通じなかった。そんな感じだった。
これが個人対個人のスポーツの恐ろしさ。絶対的な力よりも相対的な力が最後に物を言う。相手よりちょっとでも上回ればいいのだ。
これを書いている途中で、愛ちゃんのメダル獲得は消えた。それでも今回僕達は愛ちゃんの強さを見た。あの泣き虫だった愛ちゃんがここまで強くなった。そりゃまだ上はいるけど、それでもその人たちと渡りあえることを証明してくれた。
愛ちゃん、ありがとう。
そしてお疲れさま。
次は団体だ!