先日投稿した秘境駅「尾盛駅」
私のファーストインプレッションは一切の車道と通じず、民家も存在しない、渓谷の中にあるキチガイ駅。


なんと。
そこに、踏破しようというこれまたキチガイな人が居たことを知りました。
http://yamaiga.com/road/omori/main.html
廃道、廃橋等を踏破する通称「オブローダ」よっきれん氏のサイトです。

外界からシャットアウトされている尾盛駅は、乗客と降客の数は、本来同じはずです。
でも、踏破して駅に到達したら、その整合を乱すことができます。
その数の整合を乱したい、そんなクレイジーな理由で秘境駅に徒歩でアタックするこの人は狂ってますw
接岨峡に行ったことがある人なら、その渓谷の圧倒的自然感を体感しているでしょう。
アレを踏破するっていうのは普通考えないはずww


↑でリンク貼りましたが、その投稿、実に面白い。
文章能力もさることながら、単に「スゲー」「ウォー」という感嘆に終始することなく、
知識に裏付けされた「ここは行ける」「ここがヤヴァイ」が明示されるスリリング感と、
いざ危険となったら二足歩行をやめて四足歩行になったり、リアリティに溢れています。
とにかく面白い。とにかく詳細な考察、説明があり、「こんな道があるんだ」という感動ひとしきり。
廃道、聞こえは良いが、要は道なき道を踏破するってことであり、本当にスゴイと思います。
落ちてる橋、「これどう見ても滑落するんじゃね?」っていう崩れゆく方面を抜け、そして時に戻り、
世に存在する(した)道を踏破するレポは圧巻です。
緻密なレポは、あたかも自分が何かの冒険をしているようなエキサイトな疑似体験をさせられます。

さらにこの人は、「文学的な文章能力」ではないのですが、
臨場感を文章化する能力に極めて長けていて、読むものを猛烈に釘付けにしてしまいます。

そしてこの人の、私の中の最高傑作は・・・

夢想吊橋

http://yamaiga.com/bridge/musou/main.html
絶対にこれしかない。
最近寸又峡接岨峡のファンになったので間違いなく贔屓目もありますが、このレポは絶対に面白い。
googleで拾った画像ですが、
イメージ 1
こんなです。。。


でも、夢想吊橋のレポは「逆河内編」というヤツのの途中分岐になっていて、
若干長くなってしまいますが是非ともこの逆河内編から読み進めることをお勧めします。
何故なら、「逆河内」の荒廃とした荒れた廃道を突き進む過程で夢想吊橋が出現する流れが戦慄だからです。

このレポを読んで以来、日本各地にある「河内」という地名に若干の恐怖を感じるパブロフの犬になりました。

最初、「これなら行ける」という体験的見地及び技術的見地から自信から始まり、
そしてそれがが崩壊していくドラマティックな過程が実に見物です。知識と感情のせめぎ合い。
私は知っている。
橋の怖さは確かに高さと関係するが、高さは実際の危険度とは比例しないということを。
そんなリアル溢れる、科学が恐怖を克服する・・・かに見えたけど恐怖が科学を凌駕していく様。
この描写がイイのです。
等とエキサイティングに煽りましたが、このブログの真骨頂は廃道の探求ですので、
そのあたりを主眼に読むのも面白いサイトです。

改めまして紹介します、
廃道・廃線・未成道・隧道・林鉄・酷道「交通」を探険するオブローダーの記録

山さ行がねが

http://yamaiga.com/index.html

日常から、たった一歩外れた地にある非日常に刮目せよ。