Be Creative! Be innovator!

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農業はクリエイティブでおもしろい!
激動の農業に対して僕の取り組みや考え方などを発信します。

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18日の大阪における農業人フェアに講師として、相談員として参加させていただきました。

大阪の駅前は工事ラッシュで、大きなビルを建設しているようです。

橋本市長の台頭等、大阪から日本が変わるかもしれないと思えるほど活気を感じました。


農業人フェア会場には私が思ったよりも多くの人が相談に来ていました。

農業法人の求人が多く張り出され、ブースも多数あったことから、農業に就職したいという人が多くいらっしゃるような印象を受けました。

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私のところに相談しに来られた方は、農業に興味を持ち始め、これからどうしたらいいか調べ始めたという段階の方も多くいらっしゃいました。

今後の研修の仕方や就農までのステップをお答えしました。

また、思ったよりも資金を気にされる方も多かった印象を受けます。

確かに子連れのかたはかなり綿密な計画を立てたほうがいいと思います。

身一つの若い方なら、農業法人に飛び込んでしまうのも手です。

大学生で今後農業をやりたいという方には、まず農業と関係ない世界で就職をすることをお勧めします。

せっかくご両親が多額の投資をしてくれたのに学歴の関係のない農業に飛び込むのはもったいないです。

ビジネスの世界でも学ぶことは多いですし、人として「強く」なれると思います。

いろんな荒波を経験することは農業の世界にはいってもかなり活きてきます。



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講演はありがたいことに多くの方に聞いていただきました。

全然いなかったらどうしようと内心心配でもありました。

私の経歴、研修時代、就農当初の話をしました。

若くても何とかなることに希望を持ってもらいたいです。

ただし、成功するためのポイントはあります。

前にもブログで書いた内容を講演でもお話ししました。


今回の講演で共感してくださった方も多くいらっしゃいました。

そういった方がこれから就農していくと農業の世界はもっとおもしろくなるなあと思います。

皆さんのご武運を祈る次第です。
明日の農業人フェアに向けて大阪に出発します。
かなり久々の大阪にわくわくです。

今回、長野県の新規就農者のグループ「信州ぷ組」として
農業人フェアにて新規就農について、大阪の農業に興味のある一般の方々向けに
講演します。
これまでの研修期間と就農3年間の話、将来の話、農業を目指す方へのアドバイス等
30分話をします。



農業人フェア
http://www.nca.or.jp/Be-farmer/event/

信州ぷ組
http://pugumi.org/


成長期安定期を終え明らかに衰退しつつある日本。
日本の農業も、流通のインフラは確立し、産地も安定生産するようになった。
しかし、硬直化した日本農業の形態によって
現在農家も食える農家と食えない農家に二分されるようになった。
その理由は様々ではあるが、一つ言えることは変わらなければ、衰退していくということ。
これまでの20年間がこれから20年間は続かない。
畑の環境も気象もマーケットもすでに変わった・・・。
これからの農家は変化に対応しなければならない。



20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義/ティナ・シーリグ

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平成24年の新規就農支援の方向性が決まった。

具体的な内容は農水省の下記アドレスでチェックしてください。


青年就農給付金の給付要件


http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/pdf/file2.pdf


青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るため、就農前の研修期間(2年以内)及び経営が不安定な就農直後(5年以内)の所得を確保する給付金を給付します。

独立就農する人は年間150万最長で5年間も給付するという内容。

あくまでばらまきとしか言いようがない・・・。

実際、僕も研修中や就農1年目は経済的にはかなり厳しかった。

新しい事業を始めるうえでそういう時期があるのは当たり前だし、それを乗り越えなければならないというプレッシャーが今の自分を作り出している。

はたしてこんな甘い施策が新規就農者のためになるのか疑問。



僕が考える新規就農の成功の秘訣は

1農業で生計を立てる覚悟、情熱

2生産する能力、マネジメントする能力

3マーケット 販売ルートがあること、



まわりの新規就農者を見ていて、生活できるレベルの人とそれができない人の差は明白だ。

デキる全ての人は農業に対して自分の仕事に対して情熱があふれている。

だから、切磋琢磨できるしプロといえるレベルになるまでが早い。

生産する能力は情熱があれば、研修中とその後数年以内には確立するでしょう。

逆にまだそんな稚拙なことをしているのかと言わざる負えないひともいる。


マネジメントする能力もまた、本を読んだり、いろんな経営者と出会うことで学ぶことができる。

それもまた、将来どうありたいかと想像すれば、おのずとなにを学ばなければならないかわかってくる。

最後のマーケットは就農したその地域に依存する。

間違っても売り先がないところは選ばないことだ。

農業で生計を立てている人が多い地域を選ばなければならない。

理由はその地域は生産しやすく、そして販売できる実績の地域だからだ。

つまり、要件の中に「お金」はない。

事業を始めるための軍資金は必要だ。そのための融資の優遇制度は現在でもあるし、必要だと思う。

しかし、生活を保障する必要があるだろうか?

それが直接新規就農者を増やすきっかけになるだろうか?


お金がもらえるから農業でも始めるかという安易な選択をする人や

ほかがうまくいかなくて、農業ならやれるかもという甘い考えの人が増えるだけのような気がしてならない。

これだけの税金を使うなら、研修内容をもっともっと充実することができるはずだ。

農業大学校の農業ごっこのようなぬるい研修内容ではなく、

プロの技術の神髄を教えるような、そしてベンチャー企業育成塾のようなとんがった内容を受講できるような制度にすべきだ。
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