I Saw Three Ships | マザーグースのうたに魅せられて

マザーグースのうたに魅せられて

英国伝承童謡(Nursery Rhymes)はマザーグース(Mother Goose)
という名で知られています。

このマザーグースで、すっかり魅了された私、ふぁざぁぐうすが、
つたない知識と英語力でマザーグースについて紹介していきます。

三艘の船がやってきた
やってきた、やってきた
三艘の船がやってきた
素晴らしい新年の朝に

乗っているのは誰だと思う?
誰だと思う?誰だと思う?
乗っているのは誰だと思う?
素晴らしい新年の朝に

それは三人の美少女さ
三人の、三人の
それは三人の美少女さ
素晴らしいお正月の朝に

一人は口笛を奏で
一人は素晴らしい歌声
そして一人はバイオリンを奏でる
今日は私の結婚式
素晴らしいお正月の朝の

I saw three ships come sailing by,
Come sailing by, come sailing by,
I saw three ships come sailing by,
On New-Year's day in the morning.

And what do you think was in them then,
Was in them then, was in them then?
And what do you think was in them then,
On New-Year's day in the morning?

Three pretty girls were in them then,
Were them then, were them then,
Three pretty girls were in them then,
On New-Year's day in the morning.

One could whistle, and one could sing,
And one could play on the violin;
Such joy there was at my wedding,
On New-Year's day in the morning.



The Oxford Nursery Rhyme Book

あけましておめでとうございます。

年末はなかなか更新ができませんでしたが、
今年はもう少し頑張りますね。

さて、お正月と言えばこのライムですね。
美しいリフレインが印象的です。

よく言われることですが、実はマザーグースには
お正月の歌がほとんどありません。

この歌も、お正月ではなくて、クリスマスの朝に
なっているバリエーションもあり、西洋では
お正月よりクリスマスの方が大事だと言う事が
よーく分かります。

また、この歌の解説にはよく宝船が引き合いに
出されますが、日本でも西洋でも船の来航は
瑞兆とされているようで、新年の結婚式が
よりおめでたいものに印象付けられています。

東洋と西洋の、違いと共通点。
この二つを知る事の出来るライムですね。