自閉症
何も聞きたくない、ただ此処に居たい。
社会風刺の暴動が世を蔓延らせてる
平和主義、それは誰の戯言の塊なのでしょう
無垢な少女の泣き声と悲痛な歪み
僕に生きる意味を教えてくれますか?
人間なんて愚かなモノだと知りてなお生き続ける
孤独の剣をこの手に翳したら
少しでも自分が癒えるとでも思っているんですか
地面に叩き付けられる頭は血塗れて
静かに記憶を呼び戻させてく
そう、僕は自分を閉ざしていた。
糧も無く彷徨って途方に暮れる先は闇
沈められた暗澹に埋もれ、このまま堕ちていく
鎖で繋がれた僕の心は罅割れて
触れたら壊れそうな勢いを放っていた
だから、今此処で粉々に壊して・・・
地面に叩き付けられる頭は血塗れて
僅かに記憶を呼び戻させてく
そう、僕は生きる意味を知ってた。
脳天から裂けた身体がそう絶叫していた。
他人も嫌いで世界も嫌いで何もかも逃げた僕
最期はあまりに無残な結末が相応しい
心の片隅に閉まった温かな記憶ごと抹殺しておけばよかった
こんなにも死ぬことが痛くて辛い
無垢な少女の瞳が虚ろに光る
お願い、僕を一人にしないで・・・。
黒猫
──ある日の帰り道、僕はいつもの通りを歩いていた。
疲れていたせいか普段より少し歩く速さが遅い。
そして、信号が赤になったので規則に従い横断歩道の前で立ち止まった。
信号が変わるのを気にしながら何気なく待ちぼうけている。
そんな気楽な神経を180度回転させた出来事が今、起きてしまった。
"黒猫"だ。
一匹の真っ黒い艶やかな毛並みで誰も近寄らせないような雰囲気を纏わせて
人々があちらこちらに戯れている街中を巧みに避けながら真っ直ぐ歩く。
何人かの小学生が可愛いと言ってる方を見向きもせずに
僕が立っている横断歩道を挟んで向かい側まで歩いてきた。
無論、猫には人間様の作った規則なんて知らないから
そのまま凛とした顔で我道を歩き出していく。
その時、白い乗用車が道路を走っていた。
車の運転手は青信号だから当然のように
音楽を聴きながらその横断道路を横切った。
グチャアァァァァァ
・・・・・
赤い、赤い、赤い。
飛沫が道路を赤く染めた。
僕は一瞬目を疑ったが、現実には変わりない。
その運転手は何も無かったような涼しい顔をして、
タイヤに血を引き摺りながらそのまま走っていった。
ピクピクと、微かに脈拍を動かして
右足が取れたのにも関わらず頑張った立とうとした。
必死に先に進もうとしたが
やがて、横たわり静かに息の寝を止めた...
信号は青になり、待っていた人々は横断道路を歩くけれど
既に周りの人々の目はもう変わっていた。
哀悼だとか可哀想だとか
そんな生温いモノじゃない。
気持チ悪イ、汚イ、グロテスク
まるで得体の知れない寄生虫でも見るかのような目をして
冷たくなったその場を避けていく。
あの可愛いと言っていた小学生達でさえ
気持ち悪いと発した...
さっきまで可愛いと言われていた猫が
哀れな姿になった途端、ここまで侮辱され貶される。
見た目と感覚だけしか心に捉えることが出来なくなってしまうほどに
人間はそこまで成り下がってしまったのか...
小さな命が些細な事で灯りを消した。
何も知らない猫が、理不尽に痛い思いをして、死んだ。
ソレに対する懺悔、贖罪すら無い。
もし人間なら誰かが慌てて病院や警察に連絡して、
その後警察官が来て捜査に入り、やがて犯人を見つけ逮捕するだろう。
それなのに、誰もそんなことはしない。
せめて病院に連絡する人すらいない。
猫だからなのか?
そのままにしておけば烏や虫が食べて屍骸が無くなるとでも言いたいのだろうか?
生きていた時のように接する気持ちはなくしてしまったのか?
では、自分はどうか?
わざわざ自分の時間を削ってまで病院に伝えて
その猫の死を悼みたいのか?
と、自分を含む人間に対する憎悪を増しながら
痛い心を抑え僕は横断歩道が青信号なのにも関わらず
しばらくその場に立ち止まり、これ以上にないくらいの悲しい目で
猫の死体を見つめていた...
Vulgar People
弱くて何も出来なくて
ただ影で毒吐いてる蛆蟲たち
身の毛もよだつ汚い色して
僕に雨のように降り注ぐ
それを見てまた影で嗤ってる
そんな僕が憎らしいかい
低俗で愚かな人間等よ
そんなくだらない戯言続けるなら
自らの手を切って遊んでればいい
罪のない僕に中傷という名の弱い塊投げつけて
皆して僕を取り囲む、見ないふりして嘲笑う
そんな貴様等が堕ちて泣いて僕に縋る日は
この眩しい赤い太陽が日没してから・・・夜のKILLER SHOW
--10月5日午前零時のニュースです--
一人目は全身を切りつけられ原形を留めず惨死
二人目は学校の屋上から落ち脳味噌破裂して転落死
三人目は顔面崩壊し首を吊って殺害
四人目は刃物で全裸で首を狩られて殺害
人間として最低な屑なので死んでも当然かと思われます。
罪のない僕に中傷という名の弱い塊投げつけて
皆して僕を取り囲む、見ないふりして嘲笑う
そんな貴様等が泣いて僕に縋るは生き地獄
さあ、生かさず殺さず狂えばいい。
僕と同じで被害者の可哀想な骸骨と一緒に
踊って叫んで絶叫して無残に砕け散ればいい
